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株式会社SEIWA
冬野諭さん(岐阜市)

【2020年3月 6日時点】

バーベキューは家族も参加し、
皆で思いっきり楽しむ
会社のアットホームさが
子育てを助けてくれる


平成元年に創業した株式会社SEIWA。電話や電力の地中配管を中心に実績を重ね、現在はそのノウハウを生かした上下水道工事を主軸に、道路工事、河川工事、造成工事など、さまざまな土木工事を行っている会社です。冬野諭さんは、その社員としてさまざまな工事に携わりながら、仲間や家族の協力のもと、子育てにも積極的に関わっています。

子育て世代が多いからこそ
皆で協力し、手厚くサポート

 私が勤めている株式会社SEIWAは、上下水道工事を主軸に、さまざまな土木工事をしている会社です。会社の売りは機動力。工事を担える自社スタッフを抱え、重機やダンプもそろっており、緊急時でも自社のみで迅速に対応できる点が、顧客からの信頼につながっています。公共事業を手掛けることも多く、岐阜県だけではなく他県の仕事も請け負っており、いま私は主に名古屋での上下水道工事を担当しています。
 そのため朝は早く、6時半には家を出て現場に向かいます。しかし、17時に仕事を終え、18時には帰宅。このようにできるのは、家族と過ごせる環境を、会社の皆で協力し合って生み出しているため。会社は子育て世代が多く、男性でも1年間の育児休暇を取得できるほか、週に1回ノー残業デーもあり、平成24年度には岐阜県ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業に認定されました。

子どもは甘やかすもの
遠方でも気軽にドライブ

 私は妻と7歳の息子の3人家族。とにかく息子がかわいくて、仕方ないです。子育てにおける私のモットーは、「子どもは甘やかすもの」。叱り役をしてくれている妻には申し訳ないのですが、ついつい甘くしてしまいますね。
 例えば、買い物の時、夫婦間の約束事で、あまりおもちゃを買い与えないようにしているんです。あまり頻繁に買ってあげると、ものを大事にしなくなるというのが理由。ですが、つい買っちゃうんですよね。妻には怒られるんですが、子どもが懐いてくれるのがうれしくて、いい顔しちゃうんですよ。
 買い物もそうですが、ご飯を食べに行ったり、遊びに行くのも、家族一緒が多いです。子どもは乗り物が好きで、休みの日はプラレールやトミカなどのイベントによく行きます。もともと私も車の運転が好きなので、神戸や横浜など遠方でも気にせず出かけますね。

妻同士、子ども同士の
交流も育むバーベキュー

 子育てに関しては、会社にも助けられています。男性社員の割合が非常に高いのですが、私と同じく子育て世代の人が多くて、子育てに理解があります。参観日や運動会など子どもの行事の際は、休みが取れるように、仕事をフォローしてくれますし、やむを得ない事情で会社に子どもを連れてきたときも、皆かわいがってくれます。託児所があるのではないのですが、どうしても困った時に温かく受け入れてくれる雰囲気はとてもありがたいです。
 また、SEIWAは家族で参加できるバーベキュー大会を開催しています。社員みんな子どもや妻を連れてきますので、30人以上が集まるにぎやかなイベントです。社員同士はもちろんですが、妻同士、子ども同士も仲がよく、うちの家族も喜んで参加しています。そんなアットホームさがSEIWAの魅力ですね。

まわりに助けられながら
自分たちも支え合える家族へ

 子育てについては、会社だけでなく周囲のサポートも大きいです。私は岐南町出身、妻の実家は自宅から歩いて3分のところにあるので、妻がパートで働くときに子どもを迎えに行ってくれたり、預かってくれたりと、両親には非常に助けられています。
 そのようにまわりに助けられながらも、自分たち家族みんなで支え合っていきたいと思います。子育てを主に担ってくれるのは妻ですが、私も料理を作ったりしています。子どもは肉も野菜も苦手なので、オムレツにするなど工夫しているんです。
 一緒に出かけて、一緒に遊び、一緒に笑い、悪いことをしたときには厳しく叱って、一緒に寝る。互いに支え合える、そんな家族でいたいですね。