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東濃信用金庫
営業統括部営業統括課補佐役
川﨑行基さん(多治見市)

【2020年3月 6日時点】

子どもとボランティアに参加
子育てを楽しみながら
さまざまな経験を通して
一緒に成長していきたい


「とうしん」の愛称で親しまれる東濃信用金庫。「地元と共にあり、共に栄える」という経営理念のもと、金融サービスはもちろん、文化・環境・教育・福祉など幅広い分野で、地域社会の活性化に取り組んでいます。営業統括部に所属する川﨑行基さんは、そんなとうしんの経営理念に共感し、入庫を決めた一人。信用金庫の日に行われている清掃活動には、息子を連れて参加しています。

お客様とのコミュニケーションに
やりがいを見出す

 「地域の役に立ちたい」「社会保険労務士の資格を活かしたい」という思いから、東濃信用金庫に入庫しました。
 入庫当初は、営業として支店へ配属になりました。お客様から信頼を得るために、何度も通って話を聞いてもらいました。
 信頼してもらうために心がけていたのは、相手の目を見てしっかりと熱意を伝えることと、お客様の利益を考えて提案することです。そうして取引につながったときは、私を信頼して任せてもらえたことが、何より嬉しかったです。お客様との会話を通じて多くのことに気づき、成長できることが仕事の面白さであり、魅力だと思います。
 2年前に、本部の営業統括部に異動。現在は、新商品や販売促進のためのキャンペーンなどの企画を担当しています。昨年は、当時話題だったNHKの連続テレビ小説をテーマに資産運用のキャンペーンを実施。対象商品を契約したお客様には、連続テレビ小説にちなんだラッピング列車企画を行っていた明智鉄道の乗車券を抽選でプレゼントしました。お客様から「素敵なキャンペーンをありがとう」と手紙をいただいた時は、企画してよかったと感じました。

出勤前の時間を有効活用し
子どもと触れ合う時間を作る

 2012年に結婚し、息子2人の子宝に恵まれました。2人とも朝6時前には起床するので、出勤前に絵本を読んだり、テレビを一緒に見たりして、触れ合う時間を作っています。子どもと遊ぶのは楽しいので、家事の一環として行っているわけではないのですが、妻が一息つける時間づくりにつながっていれば嬉しいです。
 休日には地元の同級生や親しい先輩と、ゴルフの練習やサッカーで汗を流しています。朝7時に集まって、1時間後には解散。その後の時間は、家族と過ごせるように計画を立てています。
 今年は自治会の役員を任されているので、地域の掲示板を張り替えたり、広報を配ったりする日も。子どもに声をかけると、喜んで手伝ってくれています。
 地域活動といえば、地域の皆様に感謝の気持ちを伝える信用金庫の日のボランティア清掃にも一緒に参加しました。何事も経験ですから、さまざまな体験を通して、息子たちの成長につながればと思っています。
 家族と参加できるイベントはほかにもあり、毎年花フェスタ記念公園で開催される職員親睦会に行っています。野外ホールで催しを見たり、抽選企画に参加したり、職場を離れて親睦を深めています。息子たちにとっては、色々な年代の子と遊ぶきっかけにもなっているかもしれません。

ポイント制でやる気を刺激
目標を持つ大切さを教える

 買い物へ行くたびに、「あれが欲しい」「これが欲しい」というワガママに悩まされたのを機に、おもちゃの購入にポイント制を導入しました。自治会の手伝いをしたり、嫌いなものをがんばって食べたりすると、ポイントが加算される仕組みで、100ポイントまで溜まると、おもちゃと交換できる、というものです。目標を持って頑張ることを覚えてほしいと、昨年12月から始めました。日にちと内容の記録をスマートフォンに残していて、100ポイントまであと少し、というところまで溜まっています。
 子育ては未知の経験ばかりですから、子どもと一緒に学び、成長していきたいと思っています。

周囲の理解があってこそ
ワークライフバランスは実現する

 現在、入庫して12年目。たとえ繁忙期で帰宅が遅くなったとしても理解してくれる妻や、「今日は仕事が落ち着いているから、早く帰ろうか」と声をかけてくれる上司。家庭と職場に恵まれていたおかげで、これまで働き続けることができました。ワークライフバランスは自分個人の問題ではなく、周囲の理解があってこそ成り立つものだと感じています。
 仕事も子育てもいっぱいいっぱいで大変なときはきっとあると思います。その時々に応じて仕事と子育てのバランスを取りながら、真摯に向き合っていきたいと思っています。