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株式会社ロビン
岐阜支店支店長
田方雅之さん(高山市)

【2020年3月 6日時点】

旅行やレクリエーション大会
社内行事に家族で参加
父親としての姿を部下に見せ
子育てしやすい雰囲気を作る


「『ありがとう』と『うれしい』が一杯に詰まった会社にしよう」をスローガンに、新築、リフォーム、アフターメンテナンスを担う株式会社ロビン。高山市、岐阜市、瑞穂市、各務原市、大垣市、笠松町に6店舗を展開しています。本店である高山市を除く拠点を統括するのは、住宅事業部の田方雅之さん。営業スタッフとして顧客の要望に応えながら、各店の動きにも目を配りつつ、子育ても行い、仕事と家庭を両立しています。

フレックスタイム制を
使って柔軟に働く

 2002年、新卒で株式会社ロビンに入社しました。当時は会社が誕生して間もない頃で、従業員の数は数人程度。年々事業が拡大する中、従業員の数も増えていきました。
 「お客様に快適さを提供する仕事なのだから、提案する従業員自身が生き生きと活躍できる職場でなければ」と、従業員数の増加に伴い、改めて福利厚生を整備。これまでにフレックスタイム制や週1回のノー残業デー、1年に1週間の長期休暇を取得できるバカンスプログラム、養育費の特別補助制度などを導入し、現在も従業員の声を取り入れながら、改善を続けています。
 中でもフレックスタイム制は便利さを感じており、従業員からの評判が高いですね。コアタイムはもちろん定められていますが、営業職だと、お客様の都合に合わせて打ち合わせが夜になってしまう場合もあるので、始業時間と終業時間を自由に決められるのはありがたいです。3人の子どもが各々異なる習い事をしていて、試合の観戦や大会の鑑賞、送り迎えにも活用しています。
 また、以前は1日の所定労働時間が決まっていましたが、フレックスタイム制の導入により就業規則が月間換算へと変わったことで、より働きやすくなりました。「午前中で仕事が片付くから、午後は早めに帰ろう」「振替えできていない休日があるから、この日は休もう」といった段取りを考え、自己管理する癖がついたと思います。不要な残業も減りました。

実務とマネジメントを両立
お客様からの信頼がやりがい

 6年前に高山市から岐阜市に引っ越し、岐阜正木店の立ち上げに関わりました。現在は新築やリフォームの提案をしたり、受注した現場の管理をしたりと、営業職としての役割を果たすのはもちろん、各店を統括する責任者として各店の動きに目を配っています。数字管理や新入社員の採用、協力してくれる新たな職人や業者探し、大きな案件があれば各店に足を運ぶなど、仕事は多岐にわたります。
 実際の現場ではイレギュラーな事態が起こる場合もあり、くじけてしまうときも。それでもお客様から信頼して仕事を任せてもらうことに、やりがいを感じています。リフォームは特に同じ建築物を作ることは全くないので、一件一件ごとに新たな学びがあり、飽きることはありません。

バカンスプログラムで旅行へ
仕事で培った計画力を活かす

 休日には、子どもたちと4人で遊びに出かけています。子どもと触れ合う時間を作るのはもちろんですが、妻一人の時間を持てるように気を配っています。
 バカンスプログラムを利用して、2019年7月には家族5人で沖縄旅行へ行ってきました。休みの年間計画は私の担当。仕事を通じて培った計画力が活かされていると感じています。
 バカンスプログラムは従業員で構成される「業務改善委員会」が運用しています。委員会から有給休暇の利用やバカンスプログラムの利用を呼び掛けているので、気兼ねなく申請しやすい雰囲気ができています。
 2年に1回社員旅行もあり、年によっては家族での参加が可能です。これまでに国内では北海道や大阪、京都、福岡、国外ではハワイ、グアム、ベトナムへ旅行しました。海水浴、球技大会、運動会といった協力業者を招いてのレクリエーション大会にも家族で参加でき、家族に会社について知ってもらい、家族ぐるみで親睦を深めるよい機会になっています。

家族旅行を毎年の恒例行事に
色々な経験を積んでほしい

 以前は図面や発注書をファックスやメール、電話でやり取りしていましたが、クラウド上で管理できるシステムを導入。従業員には社用スマートフォンを配付して外出先でもリアルタイムで対応ができるよう、効率化を図りました。
 土日出勤や、お客様に合わせたスケジュールを優先する以上、プライベートな時間を確保しづらい現状があります。円滑に業務を進められるシステムの整備をさらに進め、より休みが取得しやすい環境を作っていきたいです。
 父親としての目標は、毎年旅行に行くこと。勉強を教えるのは苦手なので、旅行を通して色々な経験をさせ、学ばせてあげたいと思っています。