岐阜で活躍する女性の紹介
〜岐阜で活躍する女性からあなたへのメッセージ〜

仕事も趣味も一つひとつ、
思い切り打ち込めば
どんどん楽しくなるし、向上できる
人生は一度きり、
後悔しないように!


大垣共立銀行 ローンプラザ蘇原
山田友佳さん

【2016年4月25日更新】

大垣共立銀行のローンプラザ蘇原で、主に住宅ローンの相談を行っている山田友佳さん。女性の目線で商品やサービスを考える「L's(エルズ)プロジェクト」のメンバーを兼務しています。

当初は自信がなかった住宅ローン業務
今では人生設計のお手伝いが喜びに

 入行当時は融資業務に配属されましたが、「住宅ローンはお客さまの人生に大きく携わることであり、責任が重い...」と避けていました。まだ若く経験不足だったので、大きな金額を扱い、お客様の人生を共に背負うことへの自信がなかったんです。
 しかし、ローン専門部署に異動したことが大きな転機になりました。当時の上司がお客様の立場に立って営業しているのを見て、「逃げてばかりではいけない」と苦手意識を克服することを決意。わからないことは正直に伝え、後日しっかりと調べた結果をお伝えするようにしました。するとお客様から喜びの声をいただけるようになり、ローン契約にいたることが増えました。
 専門的な業務であるため調べることが多く大変さも感じますが、お客様の笑顔が達成感につながります。アドバイスをするのではなく、一緒になって考えることが大切だと考えるようになったので、住宅ローンへの恐怖感がなくなりました。

「女性として」の仕事が新鮮
社会貢献の幅が広がった

 「L'sプロジェクト」のメンバーとしては、平成27年5月から活動しています。辞令が出たときは驚きましたが、「支店にいる自分のことを知ってくれている人がいたんだ!」とうれしい気持ちもあり、「決まった以上は精いっぱい取り組もう」と決めました。
 日頃は男性社会の中で「男性と対等に!」と頑張っているのに対し、女性だけのプロジェクトで、「女性として」仕事ができることが新鮮です。女性目線で企画を考えるため、自分自身がされてうれしいことを考えながら意見交換をしています。企画を考えながら話をすると、女子会にいるような雰囲気になる日も。その結果、楽しい企画が生まれることもあります。
 さらにプロジェクトへの参加を通して、社会貢献できる範囲が広がったと感じています。例えばピンクリボン運動では、一般的には寄付という貢献のみになりがちです。けれど「L'sプロジェクト」では、女性のためのホルモンバランスに関する教室「ピンクリボンセミナー」により、学ぶことを通して啓蒙をすることができます。また台湾ツアーなど女性にうれしい女子旅の企画などをすることで、間近で笑顔を感じることもできました。

オンは優先順位を考えて効率的に
オフは趣味や習い事でアクティブに
 

 「人生は一度きりなので、仕事を離れた時間も充実させたい」と考えています。そのため、できるだけ早く仕事を終えようと常に優先順位を考えて仕事をしています。
 一旦仕事を離れたら、趣味に熱中。休みだからと家に閉じこもらず、習い事などをしてアクティブに過ごすのが好きです。
 以前は長期休暇を取って海外旅行をしていましたが、ローンプラザは週末勤務です。長期休暇は取りにくいので北海道や沖縄など、休暇が合う先輩たちと4人で国内旅行を楽しんでいます。整体に通うことや料理教室で他業種の人と交流するのも、気持ちが切り替わる時間です。

資格を取りスキルアップして
知識と自信を向上していきたい

 今では住宅業者の方が私を指名して、お客様を紹介していただけるようにもなりました。銀行業務では、お客様の人生設計のお手伝いができることに喜びを感じています。
 部下を持つようにもなり、自分の力不足を思い知ることもあります。けれど、それも含めてすべてが勉強になっていると思います。将来的に、スキルアップしながら今の業務を続けていきたいので、ファイナンシャルプランナーなどの資格を取るなど、知識をつけながら向上していきたいです。