ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

社会福祉法人フェニックス(各務原市・高齢者介護)

  • 事業所内保育施設・保育支援
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 育児中の多様な働き方

従業員数/男性17名 女性128名 計145名 ※平成28年3月1日現在

H25 内閣総理大臣表彰受賞!

子育て中の人材を貴重な労働力として、事業所内保育所の設置や夏休みなどに学童保育を行うなど、仕事との両立を支援。運営する介護施設を拠点に、地域子育て支援事業を展開している。

ニーズに合わせ支援拡充

 多様な施設を展開し、保健・医療・福祉サービスを提供するフェニックスグループは、従業員の8割を女性が占める。経験とスキルを持つ従業員が、妊娠や出産でキャリアを中断することは大きな損失になると考え、2010年に事業所内保育所を設置するとともに、小学校の夏休みなどの長期休暇には施設内で学童保育も実施。育児休業等の制度活用と同時に、取得後には同待遇での復職を促すなど、子育て世代が働きやすい職場整備に努めてきた。
 しかし支援制度を活用し、子育て世代がライフスタイルに合わせた働き方を選択できる一方で、他の従業員は夜勤や早朝勤務などをカバーせざるを得ない状況に。その負担を軽減し、快くフォローできる環境をつくるため、フェニックスでは独自のポイント制度を考案した。月の勤務時間に応じた基本点に加え、土日祝日出勤や専門資格保有数に対して特別加点を設定。獲得ポイントによって託児や学童サービスの自己負担額が軽減されるため、育児中の従業員にはできる範囲で頑張ろうという姿勢が広がり、それを見た周りの従業員にも歩み寄りの心が生まれたという。
 「子育て世代を過度に優遇するのではなく、出来ることは頑張ってもらうことで、誰もが活力を持って働ける。そのバランスが大切だと感じた」と、制度運営を担う企画管理室の吉田理(おさむ)室長。今後も1人1人のニーズに応える職場づくりで、活躍の場を広げていく。


子育て世代の社会進出を人材不足の解消につなげたいと吉田理室長。


施設内での学童保育は介護施設利用者との多世代交流の場にもなっている。