ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

サトウパック株式会社(美濃市・プラスチック成型加工業)

  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 多様な休暇制度
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 女性管理職登用
  • 年休取得率50%以上
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • 育児・介護復帰支援
  • 育児中の多様な働き方

従業員数/男性51名 女性46名 計97名 ※平成27年4月現在

女性も一生涯働き続けられるよう、所定外労働時間の縮減や年休の取得促進と共に、子育てを応援する雰囲気を醸成。1人1人の事情にも臨機応変に対応し、女性管理職育成にも力を入れる。

生涯実力を発揮できる職場に

 プラスチックの真空成型加工を行うサトウパックは、育児支援として、有給を取りやすい環境づくりに取り組む。誕生日や記念日の特別休暇を設け、年間で計画的に休みを取得。子どもの送迎や行事参加に利用しやすいよう、有給の時間単位取得も可能だ。結果、2014年には年休取得率60・7%を実現。所定外労働時間も月7時間まで縮減した。
 「働きやすさの第一歩は、個々の事情を会社が理解すること」と語る佐藤武彦社長は、常に社員の声に耳を傾け、手厚い支援を行ってきた。03年からは、育児短時間勤務や時間外労働制限を就学前まで延長。最大10日間の看護休暇に加え、重病の子を持つ社員のために、休業期間を無制限とした。さらに朝の家事軽減のために給食代を半額支給し、誕生日には家族での外食代を補助するなど、ユニークな制度も次々に採用。業務課の安藤亜衣さんは「誕生日に普段できない外食もでき、家族と充実した時間を過ごせた」と笑顔で語る。
 女性管理職の育成にも積極的だ。15年9月に開発設計課長となった富成和美さんは、「女性の多い部署なので悩みも共感しやすく、細やかにフォローできる」と、チーム力向上を目指す。佐藤社長は「少子高齢化で働き手が減る中、大切な戦力となる女性が、力を発揮できる職場づくりに努めたい」としている。


育休から復帰した佐藤えり奈さん(写真左)は「不安はあったが、時短にしてもらえて時間に余裕が持てた。慣れた職場に戻れてうれしい」と話す。


育休明けを前に復帰予定者が集まる「さとっこ会」は、育児や仕事の不安を共有し、情報交換ができる大切な場となっている。