ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

たんぽぽ薬局株式会社(岐阜市・調剤薬局)

  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 多様な休暇制度
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 女性管理職登用
  • 年休取得率50%以上
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 育児・介護復帰支援
  • 育児中の多様な働き方

従業員数/男性180名 女性890名 計1,070名 ※平成30年2月1日現在

女性が80%超と圧倒的に多い中、妊娠しても育休を取得して復帰するのが当然のこととして定着。スキルアップのための研修も充実。

支え合う社風でキャリア継続支援

 社員の83%を女性が占めるたんぽぽ薬局では、妊娠しても育休取得後、職場復帰するのが当然のこととして定着。2017年度の産休・育休者は115人を数えるため、社内には「お互い様」の気持ちが根付き、子育てに理解ある雰囲気だ。人事課の渡邉彩子さんは、「09年から育休が2才前まで延長され、子どもと充実した時間を過ごせた。育児短時間勤務も小学校1年生修了まで利用でき、職場でも配慮してもらっている」と話し、2年間の育休復帰後、現在2人目の育休に入っている。
 「薬剤師のスキルを大切にしたいという社員は多い。ニーズを吸い上げて使いやすい制度を整えるのはもちろん、エリアマネージャーを中心に、常に残業などの負担が少ない働き方や人員配置を考え、無理なく続けられる職場をつくりたい」と話すのは、人事本部の柴山本部長。こうした取り組みもあって、10年以降に出産した336人のうち、2回育休取得者は79人、3回取得者は3人にのぼる。また、17年度に、男性従業員が1年間の育児休業を取得した。
 休業中には、業務に関する資料や社内報を毎月送付し、希望者はインターネット研修も実施している。女性従業員で育児との両立での退職者はほとんどなく、配偶者の転勤による退職が最も多かったため再雇用制度を12年に導入。14年12月には従業員の要望から、病児・病後児保育料を補助し18年1月までに145回の利用があった。また15年6月からは計画有休制度を導入し、男性も含めライフの充実を図っている。有休取得率は20%以上の伸びとなった。制度の充実も必要だが、最も重要なのは一人ひとりの意識付けと認識し、取り組みを続けている。


薬剤師として働く多田麻奈美さんは、1人目の育休後は時短、2人目を出産した現在はパートとして復帰。「その時に合った働き方が選択でき、ゆとりを持って働ける」と話す。


意欲ある職員のキャリアアップを応援するため、細やかな研修制度を用意。
育休復帰後の不安払拭にも活用し、離職防止にも寄与している。