ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

東濃信用金庫(多治見市・金融機関)

  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 女性管理職登用
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 育児・介護復帰支援
  • 育児中の多様な働き方

従業員数/男性508名 女性412名 計920名 ※平成30年2月現在

妊婦や育休経験者を集めた「カンガルーポケットの会」を設立し、育休中のキャリア形成や円滑な職場復帰を促す。また女性社員による「チームなでしこ」を結成し、女性目線の取り組みを行う。

育児中も安心感と自立促す

 東濃信用金庫では、妊婦や育休経験者を会員とした「カンガルーポケットの会」を2010年に設立した。会は年6回開催され、子どもの同伴も可能。これまで572人が参加し、社内情報や育児の悩みを共有する場になっている。初参加の加藤麻美さんは、「復帰に不安があったが、経験者の話はためになった」と安堵の表情を見せる。さらに会では、復帰後の心構えも啓発。人事部人事開発課の横山幸子さんは「特別な配慮があって当然ではなく、周囲に感謝の心を持つことが大切」と話し、仕事への責任感を促す。
 また育児中も仕事へ向かう感覚を維持するため、パソコンによる通帳作成などの研修を実施し、キャリア形成への意識付けも行う。子連れで参加した野木森聡子さんは「育休中も会社とのつながりを実感できる」と、ブランクへの不安軽減にもつながっているようだ。こうした取り組みの結果、14年からの1年間で、育休を経て26人がフィナンシャルプランナーなどの資格を取得した。
 14年には女性社員による「チームなでしこ」を公募し、現在17人が活動中。15年には地域イベントへの出展を企画し、アンケートや個別相談を行って成約に結び付けた。同社では女性職員を対象に座談会なども実施しており、コミュニケーションの活性化と、女性のさらなる活躍をバックアップする。


「チームなでしこ」が女性社員を対象に座談会を企画。
交流を図り女性の活躍を支援する。


妊娠6ヶ月の加藤麻美さんは、今回初めてカンガルーポケットの会に参加。(左から3人目)