ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

社会福祉法人杉和会(関ヶ原町・高齢者介護)

  • 事業所内保育施設・保育支援
  • 育児中の多様な働き方

従業員数/男性56名 女性98名 計154名 ※平成30年2月1日現在

人材の確保と育成に力を注ぎ、その一環として子育て支援を積極的に推進。事業所内保育所や職員アパートなど働きやすい環境を整備し離職率を抑えることで、介護の質の向上につなげている。

施設内保育所や宿舎完備

 人材確保が困難といわれる介護業界。そんな中、杉和会では子育て支援を積極的に取り組み、結婚・出産後も離職せず長く働ける環境を整えてきた。その1つとして、一日500円、1カ月上限1万円というリーズナブルな保育料の施設内保育所を設置。一般的に保育所は途中入所が難しいが、ここなら復帰のタイミングで預けることができると好評だ。夏休みなどの長期休暇には、子ども連れ出勤も認めており、子どもと入居者が世代間のふれあいを体感する大切な時間にもなっている。
 さらに施設内には、通勤や住居の心配がないよう、職員宿舎を完備。職場・住居・保育が目の届く範囲で行えるため、安心して仕事に従事できる。現在は、経済連携協定で受け入れたインドネシアからの人材も入居し、子育てしながら熱心に介護を学んでいる。
 2015年から、少しでも働きたいという意欲を持つ人材を発掘しようと、パソコンを使った事務作業などの短時間労働に求人を出したところ、主婦を中心に多くの人が応募。そのニーズを実感したという。若山宏理事長は「本当は働きたいが、子育てのためにフルタイムは難しいという人は多い。ニーズを把握した働きやすい環境を提供・発信していくことで、人材枯渇の問題を解消し、地域貢献にもつなげていきたい」と話し、今後も職場環境整備を積極的に進めていく姿勢を見せた。


体力負担の軽減を目指して北欧式トランスファーを採用し、腰痛などによる退職者もゼロに。


施設内にある「杉の山保育園」。