ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

社会福祉法人平成会(関市・高齢者介護障がい者支援)

  • インターンシップ
  • 事業所内保育施設・保育支援
  • 地域連携
  • 多様な休暇制度
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 女性管理職登用
  • 年休取得率50%以上
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • 育児・介護復帰支援
  • 育児中の多様な働き方

従業員数/男性50名 女性124名 計174名 ※平成27年4月現在

特別養護老人ホームと障がい者支援施設を運営し、8割を占める女性職員の1/4が育児を経験。業務を完全可視化するシフト表の作成で、希望のシフト勤務実現や業務効率化を図り、離職率低下に努める。

業務改善で無理なく仕事両立

 平成会では、職員が子どもの発熱や家族の介護などで急に休んでも円滑に介護サービスが提供できるよう、業務改善に取り組んでいる。そのひとつが完全可視化のシフト表である。一日のやるべき業務を洗い出し、それを時間軸で表示。誰がいつ何をするのかを可視化した。それにより一人ひとりの行動と責任が明確となり、曖昧な人員配置が解消し突発的な欠員に対応できるだけでなく、職員の相互協力体制の構築、年休の取得率の向上、所定外労働時間の削減に大きく寄与することとなった。
 また、同時に職員の個々の悩みや事情に合わせ、妊娠時の業務軽減などの配慮、育児休業復帰後の時短勤務を就学時までに延長、土日祝や夏休みなど長期休暇時の子連れ出勤の受け入れ、不妊治療希望者へ無期限の夜勤免除、持病・事情に合わせた配属や業務の配慮などにも取り組んでいる。育児休業からの復帰後、6時間の時短勤務で働く職員は「周りの協力は非常に大きい。妊娠時もすぐ体に負担のある業務から外してくれるなど配慮してもらった」と話す。
 これらの取り組みにより、法人全体に「家族を大切にすることは当たり前」「皆で助け合う」という考えが浸透し、子育てや介護その他の事情で配慮が必要な職員に対しての不満はほとんどあがらない。こういった職場の風土が低い離職率につながっていると考える。
 これからも、職員一人一人に合った働き方を実現させ、無理なく働き続けられる職場づくりを進めていきたい。


職員個々の悩みや事情に合わせた働き方を整備した平成会。


部署ごとに2年かけて作成・定着したシフト表。各職員の仕事内容を時系列で把握でき、互いを補完しやすい。