ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

医療法人社団橘会 介護老人保健施設西美濃さくら苑(池田町・高齢者介護)

  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 多様な休暇制度
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 女性管理職登用
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 育児・介護復帰支援
  • 育児中の多様な働き方

従業員数/男性31名 女性71名 計102名 ※平成30年2月現在

介護職員が専門性の高い業務に専念できるよう、地域の高齢者を介護助手として採用。所定外労働時間の抑制にもつながっている。他部署からの応援体制を確立しており休みの希望は理由を問わず受け入れている。

介護助手採用で職員の負担減

 今まではシーツ交換や居室、車いすの清掃なども介護職員が行っていたが、専門性の高い業務に専念してもらおうと2016年1月から池田町のシルバー人材センターを通じて介護助手7人を雇用した。介護職員の富田絢さんは「おかげで利用者と関われる時間が増えた。掃除は助手の方が慣れており、自分たちでは行き届かないところまでやってくださる」と喜ぶ。負担が減ったことから家族の急な病気などに休みも取得しやすくなったほか、所定外労働時間の抑制にもつながっている。
 職員の私生活の都合による勤務希望を全て受け入れている。有給休暇も月1回は平等に必ず取れるよう調整している。特に不妊治療を行う職員は手厚くサポート。本人の意向を最大限尊重し、休み希望はもちろん聞き入れ、治療する中で大事な時期は負担の大きい夜勤や移乗介助などの業務を免除している。現在は1人が治療に励む。
 職員の声を聞く体制づくりにも力を入れる。16年10月から施設長に直接、書面で意見や提案を伝えることができる「よろず受けたまわり制度」を導入。記入用紙は毎月、給与明細書に添えてパートを含む全職員に配布している。受付箱は施設長室の前に設置、施設長しか見ることができないよう気を配る。
 寄せられた意見のうち、防犯カメラの導入や制服の改良などはすぐに取り入れられた。施設長の高井輝雄さんは「施設に対する悪い意見は経営する上で宝となる。できることから行い、働く意欲が伸ばせる環境を整えたい」としている。


介護助手として地域の高齢者が活躍。シーツ交換や清掃などを行うことで、介護職員の負担軽減につながっている。


施設長に直接意見や提案を伝えることができる「よろず受けたまわり制度」。施設長室の前に受付箱を設置し、施設長しか見ることができないよう配慮している。