ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

社会福祉法人白東会 浄心こどもの城(郡上市・保育)

【2021年4月 8日 更新】

  • 年休取得率55%以上
  • 多様な休暇制度
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 介護休暇・休業取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性0名 女性29名 計29名 ※2020年12月現在

エクセレントPOINT

①フリー職員の配置で保育士の負担を軽減
②保育業務から離れ、事務作業を行う「ノンコンタクトタイム」を導入
③職員の家庭環境に合った柔軟な働き方

生き生きと働ける職場を形成

 浄心こどもの城では、2016年度からフリー職員配置制度を導入。備品の管理や園内の装飾品の作成などを専門とする保育士を、現在2人配置している。園児の面倒を見ながらでは行えない業務をフリー職員が担うことで、保育士の負担が軽減された。保育士の佐藤紋香さんは「フリー職員が行事の準備などをしてくれるため、余裕を持って園児と接することができる」と感謝する。
 また、フリー職員が保育士の資格を持つ利点を生かし、フリー職員に園児の面倒を見てもらう「ノンコンタクトタイム」を実施。保育士はその間に事務作業を進めることができ、所定外労働時間の削減につながっている。
 さらにIT機器による業務改善として、タブレット端末を導入。日報の作成やスケジュール管理を電子化したことにより、園の年間イベントなどがデータ化され、すぐに参照できるようになった。
 他にも、育児や介護のため非常勤で働く職員が子育てなどが落ち着いた後、常勤職員に復帰できるキャリアアップ制度を導入しており、家庭環境に応じた働き方が可能となっている。これまでに3人が子育てを終えて、非常勤から常勤職員へ登用された。
 ゆとりある職場づくりを行ったことで、16年から19年の離職者は、常勤、非常勤を合わせてわずか3人。離職率4%で、業界平均を大幅に下回る。杉山賢園長は「職員が生き生きと働いていれば園児にも良い影響を与え、人材も集まってくる」と話し、働き手の目線に立った職場を築いている。


フリー職員は、園内の装飾品を作成するなど園児と接する業務以外を担う。


フリー職員の配置により「余裕を持って園児と向き合える」と話す保育士の佐藤紋香さん。