ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

社会福祉法人千代田会(岐阜市・高齢福祉)

【2022年3月28日 更新】

  • 年休取得率55%以上
  • 多様な休暇制度
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 育児中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性29名 女性53名 計82名 ※2021年12月現在

エクセレントPOINT

①施設内の状況や収支予算書をウェブ上で積極的に公開
②タブレット端末導入で利用者と向き合う時間が増加
③職員旅行は国内外の5コースから行き先を選択

透明性のある施設運営で職員の意識向上

 千代田会は「社会福祉法人は公共性のある事業体。積極的に情報を公表することで業界への信頼を高めていきたい」という後藤嘉明理事長の考えの下、ウェブ上で施設の状況や財務状況などを積極的に公開。ブログやインスタグラム、ラインも活用しており、利用者の家族からは「安心して家族を預けられる」と高く評価されている。さらに職員の施設運営に対する参画意識の向上にもつながっている。
 働きやすい環境づくりにも注力。2016年に各フロアにタブレット端末を導入したことで、利用者を見守りながら介護記録の入力ができるようになり、もともと少なかった時間外労働時間はさらに減少。特別養護老人ホーム喜久寿苑の川上工輔施設長は「職員が利用者の横に座って、話す時間が作れるようになったのも大きな成果」と話す。
 介護福祉士などの資格取得を目指す職員に対しては、法人が対策講座の受講費等を負担するだけでなく、受講時間は勤務時間としてカウント。
 また、女性の仕事と育児の両立支援だけでなく男性への支援にも注力し、妻の出産予定日前後1カ月の夜勤を免除するなど、育児参加がしやすいように配慮している。
 質の高い休暇が質の高い仕事につながるという「ポジティブ・オフ」の考えのもと、毎年行っている職員旅行は、国内外の5コースから選ぶことができる。川上施設長は「職員旅行はリフレッシュにつながると非常に好評。職員旅行で長期間、海外に行けるのは団結した職場だからこそ」と語る。
 こうした取り組みの積み重ねにより、離職率が下がってベテラン職員が増え、介護の質が向上、さらには就職希望者も増えて人材確保に直結という「法人良し・職員良し・利用者良し」の好循環が生まれている。


タブレット端末を導入したことで、利用者を見守りながら介護記録の入力などの事務仕事ができるようになった。


職員旅行は毎年、海外を含め5コースを用意。好みや家族の状況などから好きなコースを自由に選ぶことができる。