ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~
有限会社ノバネットワークス(郡上市・訪問介護、通所介護、居宅支援、保険代理店)
【2023年3月27日 更新】
- 年休取得率55%以上
- 女性の育児休業取得率75%以上
- 保育・子育て支援
- 育児や介護による退職者ゼロ
- 女性管理職登用
従業員数/男性1名 女性28名 計29名 ※2022年11月現在
H25 内閣府特命担当大臣表彰受賞!
エクセレントPOINT
①社内一時預かり・保育費用一部助成等の子育て支援制度の導入
②従業員の意見を吸い上げ、働きやすい職場づくりを推進
③ICTの活用により業務の効率化と仕事の分担を推進
気遣いフォローし合う社風に
ノバネットワークスでは、すべての事業部がフレックス制を導入しており、従業員が柔軟に勤務時間を選択できる。学童保育や保育所に子どもを預ける従業員には、保育費用の4分の1を援助するなど、子育てをしながら安心して働ける環境づくりを大切にしている。そうした社風もあって、従業員の定着率も上昇傾向。定年75才制も導入し、長く働ける職場を目指す。
訪問介護の仕事は、時に緊急の対応が求められることもある。そうした際にも、従業員同士で頻繁にコミュニケーションを取り合い、スムーズなフォローを心掛けている。田中栄子社長は「子どもの体調不良や、身内に不幸があった際など、急なシフト変更にもみんな協力的で、本当に頭が下がる」と話す。
さらに、部門ごとで従業員による「経営品質見直し隊」を組織し、業務の効率化や労働時間の短縮を推進。アンケートによって従業員の意見を吸い上げ、会社の行動指針を全員で考えるなど、経営品質と職場環境の改善に努める。
「個別に面談する機会も設けるようにしている」という田中社長は、仕事だけでなく個人的な悩みや子育てに関する相談にも積極的に対応。社内のイベント時には従業員の家族も同行させるなど、コミュニケーションを通して培った従業員同士の気遣いを大切にしながら、安心して仕事に打ち込める職場づくりに努めている。
また、ICTの活用による業務の効率化・分担化にも取り組んでおり、パソコンとタブレットを増設し業務分担をしやすいソフトに変更。時間を効率的に使い、特定の人に業務負担がかからない体制を整えている。

2013年度に子育て・家族支援部門において内閣府特命担当大臣表彰に選ばれたノバネットワークス。

「経営品質見直し隊」を組織して、業務の効率化や労働時間の短縮を推進する。