ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

株式会社ファミリー(可児市・自動車販売)

【2023年3月27日 更新】

  • 年休取得率55%以上
  • 多様な休暇制度
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • 保育・子育て支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性119名 女性87名 計206名 ※2022年11月現在

エクセレントPOINT

①アプリ活用で社員の意見や情報を共有
②育休中も現場の状況を把握でき、復帰しやすい環境
③地域の子育て支援など、さまざまな地域貢献活動を実施

お互いを尊重し感謝できる職場環境

 ファミリーでは、社員の提案により、複数の方法で発信していた各社員からの情報を一つのコミュニケーションアプリで発信できるように改善。日報の提出と「ありがとう」メッセージをアプリに切り替えたことから始まり、社長からのメッセージやマニュアル動画の共有など、さまざまなコミュニケーションがアプリを活用して行われている。
 育児休業中の社員も、子どもの様子などをアプリへ投稿。経営戦略室主任の後藤ひとみさんは、2人の子どもの出産を経て職場に復帰したが「育休中もアプリで各社員の日報を見られて現場の状況を把握でき、自分の育児状況も伝えられて楽しく過ごせた」と話す。
 さらに、社員のスキルアップを図る取組みとして、上司が自分のキャリアや失敗談をアプリを通じて全社員に発信。その他にも作業動画やマニュアル動画をアップしており、社員が空いた時間を有効に活用できる環境が整う。
 こうした取組みの成果として、今では「ありがとう」メッセージは多い月に3000通を超え、日頃からお互いのことを気にかけ、感謝する職場の形成につながっている。
 地域貢献活動にも積極的で、ごみ拾いや中高生へのキャリア教育、防災備蓄品の購入などを行っている。2021年は、夏休みに社員と地域の子どもを対象とした学童保育を新たに行った。渡邉健実取締役は「家族のようなコミュニケーションを取れる仕組みをもっと増やしたい。社員が生き生きと働く姿をお客様に見せることで、会社の魅力が地域に広まってほしい」と話し、今後も風通しの良い職場環境を築いていく。


育休中の社員が子どもの成長をアプリに投稿することでお互いの近況を把握。


コミュニケーションアプリを活用してお互いの感謝を伝える。