ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~
株式会社十六銀行(岐阜市・金融機関)
【2023年3月27日 更新】
- 多様な休暇制度
- 女性の育児休業取得率75%以上
- 男性の育児休業等取得実績
- 介護休暇・休業取得実績
- 育児中の多様な働き方
- 介護中の多様な働き方
- 育児・介護以外の多様な働き方
- 育児・介護休業取得促進・復帰支援
- 保育・子育て支援
- インターンシップ
- 地域連携
- 女性管理職登用
従業員数/男性1,698名 女性982名 計2,680名 ※2022年11月現在
エクセレントPOINT
①子育て・介護に優しい柔軟な勤務形態の導入
②企業内保育施設の設置
③時間外労働削減のため、定時退行日や定時退行週間を実施
職員の声から活躍支援を実践
十六銀行では、時代やニーズに合った女性の働き方を実現するため、2014年に女性5名による「輝けなでしこ☆プロジェクト」を編成。現場の声を吸い上げながら、女性目線の職場改善策や活躍の場の創出に力を注いできた。16年には同プロジェクトの提言により、東海三県の地方銀行で初となる企業内保育施設を設置。他にも、学校行事への参加や通院などの際に休みを取得しやすいよう、半日単位の年次有給休暇制度も導入した。育休後に復職した日髙真理子さんは「望んでいた制度が次々と導入され、子育てしやすい環境を実感。2人目の出産も考えやすい」と話す。
また同行では、代理職の前に「リーダー」という専門職を設け、段階的な女性管理職育成を進めている。結果、女性管理職は年々増加傾向。22年度末までに「リーダー職以上」の女性割合を19年度末比の1.5倍にすることを目標に掲げる。こうした取組みが評価され、女性活躍推進法に基づき、県内企業初の「えるぼし」認定も受けた。
加えて、男性の積極的な育児参加もサポートしており、「配偶者出産休暇」の取得率は90%以上を維持している。今後も男女ともに生き生きと活躍できる環境づくりを進めていく。
在宅勤務をはじめ、これまでの概念にとらわれない多様な働き方を検証・施行している。
企業内保育施設「スマイルルーム」の設置により、働きやすい環境を整備している。