セミナー・講座等

第3回 一歩を踏み出す自分養成講座を開催しました

【2015年10月 5日更新】

 10月3日(土)に、「NPO法人あゆみだした女性と子どもの会」理事長の廣瀬直美さんを講師にお迎えし、「大切なわたし大切なあなた」をテーマに講座を開催しました。今回は、パートナーとの健全な関係とドメスティックバイオレンス(DV:夫婦や恋人などへの暴力)について、お話しいただきました。

 暴力には、身体的暴力だけでなく、言葉・心理的暴力、性的暴力、経済的暴力があります。内閣府の調査で、結婚している女性の3人に1人が夫から暴力を受けたことがあり、20人に1人が命を脅かされるような暴力を受けたことがあることが明らかになっています。

 加害者は、自分の感情を表現する方法として暴力を選び、被害者を支配しようとする一方で、被害者は、恐怖や緊張による無力感から、次第に逃げる気力を失ったり、経済的不安や子どもの問題などにより身動きがとれなくなっていきます。DVのある家庭で育つ子どもは、大人の想像以上に両親の健全でない関係に気付いています。また、強い不安感、学力低下、自己肯定感の低さなど、発達の過程で重大な影響を与えることも学びました。

 お互いに心地よい関係を築くために、ロールプレイで「相手を尊重できている会話」と「相手を尊重できていない会話」を参加者に行っていただき、相手の考え方や価値観などを「私とは違うけど、そういう考え方もあるんだ。」と受け入れることが必要であることを教えていただきました。

 暴力を受けていると感じ、自分で解決できない場合は、一人で悩まずNPO法人や公的機関など第三者に相談することが大切で、友人や家族から相談を受けた時には、何気ない一言で、さらに傷つけること(二次被害)が無いような配慮が大事とのことでした。

 終了後、参加者から「夫婦間や恋人間だけでなく、身内や、職場、友人との関わりを考えるいい機会だった。」、「身近にある例を豊富に入れながらのお話は説得力があった。」、「わかりやすく具体的だった。」などの感想をいただきました。

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