岐阜で活躍する女性の紹介
〜岐阜で活躍する女性からあなたへのメッセージ〜

何かを始めようとするときに
困難は付き物
高い壁や自分とは違う
意見があっても
肩肘張らず、構えず
より良くなるためのプロセスと、
柔軟に考える


大垣共立銀行 業務開発部
所紗也香(ところ さやか)さん

【2016年4月25日更新】

女性の目線で商品やサービスを考え、企画・開発をする大垣共立銀行の「L's(エルズ)プロジェクト」は、平成20年に発足。所紗也香さんは、平成22年4月に専任担当として任命を受け、後に担当部長に。社内外で好評な企画を生み出すリーダーとして活躍しています。

配属先でさまざまな業務を経験
多くの人の教えや励ましで今がある

 入行後配属された店舗で、内勤事務やテラーと呼ばれる窓口業務をはじめ、外回りをする渉外業務、預かり資産を担当するマネープランナーなど、さまざまな業務に携わってきました。中でも一番長く携わった渉外業務は女性が担当するケースが少なかったので、珍しい経歴を持っていると思います。
 平成22年4月、「L'sプロジェクト」の専任担当として任命を受け、1年5カ月後には担当部長となって現在にいたります。「どうすればメンバーからアイデアや意見を引き出せるか?」「それを形にしていくために必要なことは?」と考えることが多く、とても難しく感じました。失敗して落ち込むこともありましたが、最終的に「仕事は一人でするものではない」と気づかされました。多くの方からの教えや励ましがあるからこそ、今日があるのだと思います。

企画・開発にイベント運営
新たな業務で経験値がアップ

 「L'sプロジェクト」への任命は予期しない人事。商品やサービスの企画・開発をはじめ、イベントについては企画から当日の運営にいたるまで、柔軟に対応しなければなりませんでした。
 これまでは、既に出来上がった商品やサービスをお客様にご案内していました。生み出す側になったことが一番大きな変化です。経験したことがない業務に、まるで転職したかのようでした。しかし今では、新たな業務に携わることで自分の経験値が上がっていると感じています。また、業務を通してさまざまな業界の方たちと出会いがあり、刺激を受けることも多くあります。

企画から関わった防災用冊子が
想定の枠を超えて評判に

 「L'sプロジェクト」の魅力は、自分たちのアイデアを形にすることができることです。大垣女子短期大学や岐阜県防災課に協力をいただき発行した防災のための小冊子『おうちできちんとぼうさい』は、印象深い取り組みの一つです。
 もともと「家庭で防災について話し合うきっかけになれば」とスタートした企画。制作後は自治体や団体など各方面から「防災活動に使いたい」と想定を超えた問い合わせをいただき、とてもうれしく思います。
 スムーズに進む仕事は一つもなく、部長として悩みや不安が絶えません。そもそも自分にはリーダーとしての資質が無いと思っていましたので「担当部長として自分はどうあるべきか」、一つひとつの仕事においては「何が正解なのか」と迷うことも多く、壁にぶつかることばかりでした。
 自分はただ、目の前の業務に一生懸命に取り組み続けてきました。そんな私を見て心配になるのでしょうか、メンバーや上司、同僚が支えてくれ、壁を乗り越えることができました。そのときに感じる達成感は格別であり、やりがいにつながりました。そして、リーダーとしての成長につながったと思います。
 今では企画に反対意見をする人は、「敵」ではなく「仲間」。より良くするために意見を言ってくれるのだと、肩肘張らず構えず、柔軟に考えることができるようになりました。

ほうじ茶でほっと一息
リフレッシュして仕事にも集中

 息抜きに、ほうじ茶をよく飲みます。ほうじ茶は、旅行先でもつい買ってしまうほど好きです。最近のヒットは、京都で見つけたやまだし屋の「料理屋さんのおばんちゃ」です。休日には、銘柄の飲み比べも楽しんでいます。
 これからも、オンとオフをしっかり切り替えて、仕事に集中していきたいと思っています。女性のライフスタイルは多様なので、お客様に共感や支持をしていただけるような商品やサービスを通じて、よりきめ細やかなサポートを行っていきます。