ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

株式会社大雅(山県市・農業)

【2024年3月29日 更新】

  • 年休取得率55%以上
  • 多様な休暇制度
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 介護休暇・休業取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性9名 女性8名 計17名 ※2023年11月現在

エクセレントPOINT

①女性の活躍を支えるため育児・介護支援制度を整備
②社員が主体となってグローバルGAP認証を取得
③社員や社員の配偶者にケーキをプレゼント

女性の活躍で農業の未来を開拓

 イチゴの栽培指導や観光農園、有機肥料の製造を手掛ける大雅。これまで男性社員がほとんどだった同社は、2014年に安田奈津樹さんが入社したことを機に、女性が活躍できる会社づくりを進めてきた。意欲の高かった安田さんを見込んでイチゴ観光農園のリーダーに抜てきし、新商品の開発や顧客対応などを一任。すると売上は伸び、会社を支える事業に成長した。これらが評価され、17年には「農業の未来をつくる女性活躍経営体100選(WAP100)」に選ばれた。
 また、安田さんの妊娠をきっかけに、育児や介護に関する休業制度を整備。休職前後には要望に応じて勤務時間を調整するなど、柔軟に対応している。20年に育児休業を取得した小寺千尋さんは「前例があったのでスムーズに対応してもらえた。復帰後も子育てをしながら無理なく働けている」と語る。
 18年には女性社員たちの提案により、農業の生産工程を評価する制度「グローバルGAP」を県内のイチゴ生産者で初めて取得した。取得後も労働環境について定期的に話し合う場を設けるなど日々改善に取り組み、さらに働きやすい職場となるよう努力を続けている。
 社員の家族にも会社のことを知ってもらおうと、新しく入った社員とその家族を対象に、江崎雅教代表取締役との食事会を入社3カ月以内に実施しており、製造部の杉原徹さんは「会社の方針などを代表取締役から直接聞けたことで、家族も私も安心できた」と話す。家族の誕生日やクリスマスにはケーキをプレゼントするなど、社員の家族も会社の一員として大切にする社風が根付いている。


子育てをしながら観光農園を担う安田奈津樹さん(左)と小寺千尋さん(右)。女性ならではのアイデアを発案し、観光農園には家族連れやカップルなどが多く訪れる。


クリスマスには観光農園で栽培したイチゴを使った特製ケーキを従業員にプレゼントする。幼い子どもがいる杉原徹さんは「家族も喜んでくれるのでうれしい」と笑顔を見せる。