ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

鍋屋バイテック株式会社(関市・製造(一般機械器具))

【2024年3月29日 更新】

  • 年休取得率55%以上
  • 多様な休暇制度
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 介護休暇・休業取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • インターンシップ
  • 女性管理職登用

従業員数/男性285名 女性163名 計448名 ※2023年11月現在

エクセレントPOINT

①法を上回る時短勤務制度の導入など、従業員のWLBを支援
②日常的なコミュニケーションによる風通しの良い職場環境
③様々な仕組みで従業員のモチベーションアップ

要望を気軽に話せる風通しの良さ

 鍋屋バイテックでは、従業員の要望を上司との面談やアンケートで把握しているが、統括部の大野見伊子部長代理は「日常的にいろいろ相談できる風通しの良さが社内にあり、日頃から密にコミュニケーションを取っている」と話す。また、育児中の従業員から希望の勤務時間を聞き取り、短時間勤務制度を拡充。従業員から「小学校にあがる子どもを見送ってから出勤したい」との要望を受け、時短勤務の利用期間を小学3年生まで認めた。
 年次有給休暇取得の呼び掛けを積極的に行っているほか、年間の休日日数は130日に加え、9連休があるなど、休日日数も充実している。育児休業は最長で子どもが3歳になるまで取得でき、育休後の女性従業員は全員職場に復帰。男性従業員は配偶者の出産に立ち合う特別休暇が利用でき、開発部の吉田英史さんは「家族を大切にするよう会社から言われ、父親として出産に立ち会えた」と喜ぶ。
 従業員を大切にする仕組みづくりにも力を入れる。全従業員の誕生日と正社員の結婚記念日にはプレゼントを贈る。また、給与や賞与とは別の「大入袋」を贈る年もあり、従業員のモチベーション向上にもつながっている。


公園にいるかのような本社は「関工園」の名で親しまれ、敷地内にはコンサートホール、美術館などが入っている。


本社、敷地内にあるフィットネスジム。