ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~
株式会社シーテック岐阜支社(岐阜市・電気工事、電気通信工事、土木工事等)
【2024年3月29日 更新】
- 年休取得率55%以上
- 多様な休暇制度
- 女性の育児休業取得率75%以上
- 男性の育児休業等取得実績
- 育児中の多様な働き方
- 介護中の多様な働き方
- 育児・介護以外の多様な働き方
- 育児・介護休業取得促進・復帰支援
- 育児や介護による退職者ゼロ
従業員数/男性144名 女性12名 計156名 ※2023年11月現在
エクセレントPOINT
①定時退社の習慣付けに取り組み、所定外労働時間を削減
②「ワーク・ライフ・バランスカレンダー」を作成し休暇取得促進
③社員のがんばりを認めてやる気を引き出す活躍表彰
働きやすさと働きがいのある職場づくりに取り組む
シーテック岐阜支社では残業を減らし、プライベートとの両立がしやすい柔軟な職場づくりに力を入れている。
建設業は元々残業が多い業界で、早くに業務が終わっても帰りにくい雰囲気があったことから、まず業務終了の10分前にチャイムを鳴らし、時間にけじめを付けるようにした。さらに毎月第2・第4水曜日には定時退社デーを設け、館内放送やポスターで啓発。帰宅しやすい雰囲気を生み出している。
また、各種休暇の取得日を書き込むワーク・ライフ・バランスカレンダーを作成し社員に配布。自分の月間休暇を一覧できるほか、お互いの休暇予定を共有し合うことで、業務のフォロー体制が強化され安心して休むことができるようになった。さらに、サテライトオフィスの設置や食堂のインターネット環境整備、在宅勤務の導入など、家庭の事情や仕事内容に合わせて柔軟な働き方ができる体制も整えた。
その結果、一人当たりの残業時間が半分程度にまで減少し、業界平均を大きく下回った。また、年休の平均取得日数も年々増加傾向にある。
働きやすさを追求する一方で、働きがいについても工夫を取り入れた。活躍表彰制度を導入し半期毎に対象者を選出し、全員朝礼で支社長が表彰する取組みも始めた。評価の観点は様々で、営業成績だけでなく職場環境改善など、数字に表れにくい功績も讃えられる。総括部の間野秀人さんは「個人のがんばりが認められる機会が増え、やる気アップに繋がっていると感じる。部署を越えた会話のきっかけもできた」と語った。
岐阜支社1階に新設されたサテライトオフィス。インターネット環境が整備されており、集中して業務に取り組みたいときや他支店の社員用の事務作業スペースとして活用されている。
活躍表彰では、会社に貢献した社員を朝礼で表彰。支社全体で称え合い、社員同士で切磋琢磨している。