ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~
内藤建設株式会社(岐阜市・建設業)
【2024年3月29日 更新】
- 多様な休暇制度
- 所定外労働時間(月平均)10時間以下
- 女性の育児休業取得率75%以上
- 男性の育児休業等取得実績
- 育児中の多様な働き方
- 育児・介護以外の多様な働き方
- 育児や介護による退職者ゼロ
- インターンシップ
従業員数/男性85名 女性26名 計111名 ※2023年11月現在
エクセレントPOINT
①懇親会やサンクスカードを通じて相手の良さを知れる
②ユニークな勉強会や他社の良さを取り入れる外部研修
③部署の垣根を超えたチーム活動で仲が深まる
社員同士の交流が深まる多くの取組みを実践
内藤建設では、風通しの良い職場づくりに尽力。部署ごとの懇親会と、上司と部下との1対1の食事会を定期的に設け、社員同士の交流を深めている。費用は1人最大4000円分を会社側が負担。多くの社員が出席しており、業務サポート部の清水千晴さんは「仕事中に気軽に雑談ができるようになり、コミュニケーションが円滑になった」と話す。
また、サンクスカードの交換や若手を中心とした動画制作などを通じてお互いに感謝の言葉を交わし、各自の性格などを把握。カードのやり取りの多い上位3人を半期ごとに表彰している。「手書きのカードは送る方ももらった方もうれしい。相手の良いところを知れる」と好評だ。
人財育成にも注力し、会社の方針などを記した経営計画書を社員全員が所持。毎月の勉強会はオンライン参加も可能だ。特徴的な勉強会の一つが、全社員に配布している人間学を学ぶ雑誌を事前に読み、感想を発表するもの。同じ記事でも人によって意見が異なり、社員の視野を広げている。他社の改善事例の視察などを行う外部研修には、全社員が年に1回は参加。「他社の良い点を愚直に真似することで業務の改善を図れた」との声が上がる。
その他にも部署の垣根を超えたチームで、業務改善を目的としたさまざまなテーマに取り組む。SDGs推進、BCP対策など10チームあり、入社2年目の三谷華那さんは安全運転検定チームに所属。SDカード(無事故無違反の証明書)取得向上などを図り「横のつながりができて業務にも好影響となった」と語る。
サンクスカードのやり取りは2022年10月から23年9月までで1万9849回となった。
部署の垣根を超えたチーム活動ではさまざまなテーマに取り組む。