ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

株式会社エイワ(垂井町・アルミ製品加工)

【2024年3月29日 更新】

  • 年休取得率55%以上
  • 多様な休暇制度
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • 保育・子育て支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性28名 女性9名 計37名 ※2023年11月現在

エクセレントPOINT

①サークル活動推進で社内のコミュニケーション促進
②休みやすい環境づくりに注力し、有休取得率80%を実現
③弾力的労働時間制度を導入し、私用にも柔軟に対応

時代に合わせて社員が働きやすい環境・制度を整備

 エイワでは、社員同士のコミュニケーションの促進のため、さまざまな取組みを行っている。社内サークルへの活動費補助(1サークルに付き月1万円)もその一つ。現在5人が参加する英会話サークルでは、活動費を講師への謝金に使い、週に一度オンラインで英会話を学ぶ。管理営業チームの高木淳子さんは園芸サークルに参加。「部署が違う同僚とも共通の趣味について話せて楽しい」と充実した表情を見せる。
 社員とその家族も大切にする社風であり、新築や社員の子どもの入学などに合わせて祝い金を支給。その総額は年間10万円にも上る。働きやすい環境づくりにも力を入れており、社員の経験を基に始業時間の繰り上げ・繰り下げ制度を導入。子どもの送り出しや交通当番にも対応でき、仕事と家庭を両立しながら働くことができる。
 また、2018年から積極的に採用している技能実習生や外国人労働者に向けては、毎週月曜の定時後に日本語勉強会を実施。講師を佐藤全良社長自ら務めることで、生活や仕事の悩みを聞く機会にもつながっている。
 現場の社員が主体的に職場環境を変えていくための取組みとして、働くうえで気になる問題を指摘すると100円、改善案を提示して実行すると500円を支給。道具の定位置を決めて印をつけるなどの提案が月に15〜20件ほどあり、ほぼすべて改善に至っている。
 さらに、下請け中心の会社経営を脱却するため独自の製品開発に取り組むプロジェクトを20年に立ち上げた。社内から募集したアイデアをもとに開発を進め、商品化を目指すことで、技術向上やモチベーションアップにつながっている。


園芸サークルには現在4人が参加。活動費を使って季節の草花の苗を買い、プランターで育てている。花は会社のトイレなどに飾ることも。


社員自ら自社オリジナル製品開発に取り組み、グッドデザイン賞2022を受賞。