ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~
株式会社ミライコミュニケーションネットワーク(大垣市・情報通信業)
【2024年3月26日 更新】
- 年休取得率55%以上
- 多様な休暇制度
- 所定外労働時間(月平均)10時間以下
- 介護休暇・休業取得実績
- 育児中の多様な働き方
- 介護中の多様な働き方
- 育児・介護以外の多様な働き方
- 保育・子育て支援
- インターンシップ
- 地域連携
- 女性管理職登用
従業員数/男性22名 女性11名 計33名 ※2023年12月現在
エクセレントPOINT
①絵の共同制作や観光、食事でコミュニケーションを促進
②業務のIT化や情報共有のシステム管理によって時間外労働時間を削減
③健康診断の結果により、月最大5千円の健康手当を支給
「人生の充実度アップ」に焦点
法人、行政、個人向けにインターネットサービスを提供するミライコミュニケーションネットワークでは、伊藤義仁社長の「人と人とのつながりはいつの時代であっても大切」との思いから従業員同士のコミュニケーションの円滑化に力を入れている。
代表的なのは、5人程度がグループになって勤務時間中に行う「イチジク活動」。月に一人500円の活動費用が支給され、観光地や食事に行ったり、絵を共同制作したりと部署を超えた活動を行う。イチジク活動で購入した本は社内の「図書室」で管理し、借りることも可能。従業員向けに運用している「ミライネットWiki」と呼ばれる社内のWEB百科事典内には蔵書一覧のページもある。また、社内百科事典は業務マニュアルのような役割を果たしており、顧客の要望に対して迅速に対応でき業務効率化につながっている。
時間の有効活用については支払いや稟議、注文等をIT化。情報共有や問い合わせ対応もシステムで管理することで、月平均時間外労働時間は2018年度の13.0時間から、22年度は4.1時間まで減少した。
従業員の健康増進にも力を入れており、10年ほど前からは、健康診断の結果により毎月最大5千円の健康手当を支給している。さらに最近では研修にヨガを取り入れたり、月間の歩数を競ったりと、体を動かすことの大切さも広く発信している。
伊藤社長は「その従業員の人生が充実することが一番の目標。一人一人の成長や成功のうち、ほんの一部でも会社で生かしてもらえればありがたいという気持ちで、これからもそれぞれの活動を応援していきたい」と話している。
イチジク活動ではグループで決めた本をそれぞれが読み、感想を伝え合う。
従業員の健康増進に力を入れており、研修の一環でヨガにも取り組む。