ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

三井住友海上火災保険株式会社 岐阜支店(岐阜市・保険業)

【2024年4月 1日 更新】

  • 多様な休暇制度
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • インターンシップ
  • 女性管理職登用

従業員数/男性12名 女性43名 55名 ※2023年11月現在

エクセレントPOINT

①女性の活躍を推進する部署の立ち上げ
②フレックス勤務や時短勤務の導入など多様な働き方の推進
③テレワークやWEB会議等を活用した新しい働き方の導入

新たな営業スタイルの確立で生産性を向上

 三井住友海上火災保険岐阜支店では、生産性の高い営業体制の構築に向け、2022年4月より、代理店の営業活動をリモートで支援するパートナーリモートデスク(PRD)を設置。PRDでは従来の面談・往訪等を基本としていた営業スタイルから、リモート営業に切り替えることで業務プロセスの変革を進め、社内に先駆け新しい営業スタイルを確立することを目指している。
 PRDは社員のほか、主に代理店の訪問を行う「MCスタッフ」から構成されており、全員が女性メンバーとなっている。女性が活躍できる職場づくりを目指し、MCスタッフの教育にも力を入れ、毎週全員参加型の勉強会を実施。保険商品やシステムツール、DX推進のための知識・ノウハウを習得し、代理店指導に活かしている。また、これまで内務(事務)担当として業務を行っていた社員にとっても、リモート営業を通じたスキルの習得により、新たな活躍、成長の場となっている。
 新型コロナウイルス感染症の影響もあり、復帰前とは働き方や営業のスタイルが大きく変わってきたと話すのは、20年に育休から復帰した紫藤成美さん。営業専任職として時短勤務をしながら、限られた時間を有効に活用すべく、現在はDXを取り入れた「仕事の変革」を積極的に推進。社内の打ち合わせや会議なども在宅・リモートワークで行い、代理店とのやりとりも電話やWeb上での非対面対応が増えたと話す。
「もう少し子どもが成長し落ち着くまでは時短勤務を活用しつつ、プライベートに重きを置きながら子育てと仕事を両立させていきたい」とし、その後子育てが落ち着いた時には、自分のステップアップのためにも、社内の制度(ポストチャレンジ制度や社員区分転換等)を利用し、更なるステップアップや、資格取得を目指したいと笑顔を見せる。


毎週開催している勉強会でPRD統括担当の高橋希世さんから保険商品等について学ぶPRDのメンバー。


育児休業から復帰した紫藤成美さんは現在時短勤務をしつつ、限られた時間の中で生産性高く営業担当者として活動している。