ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

株式会社オンダテクノ(岐阜市・専門サービス)

【2024年4月 5日 更新】

  • 年休取得率55%以上
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 介護休暇・休業取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • インターンシップ
  • 女性管理職登用

従業員数/男性143名 女性144名 計287名 ※2023年11月現在

エクセレントPOINT

①QCサークル活動やRPA導入による徹底した業務効率化
②時差出勤、在宅勤務など柔軟な働き方の導入
③より良い職場環境作りのための改善提案制度の導入

QCサークル活動で業務改善

 35年以上にわたりQC(クオリティーコントロール)サークル活動と銘打った業務改善活動を行っており、現在は全社員が40グループに分かれて活動。週1時間のミーティングで、選んだテーマを半年かけて追究する「コロナ禍で、お客様からの様々な要望により作業が煩雑化したが、膨大な書類納品(電子納品)にかかる時間を約4割削減した」などの成果があり、業務効率化や所定外労働の削減に結び付いている。経営に直結するような内容の提案もあり、恩田誠社長は「企業として足りない部分を補ってもらっている。社員間にも自分たちで職場を良くしようという考えが根付いている。会社として最重要とする活動」と話す。
 多様な働き方も推進しており、上司との相談の上、7~11時の範囲内で始業時間を調整できる。コロナ禍以降は在宅勤務の環境整備が一気に進み、今は一定条件の下、多くの社員が自宅で業務をこなしている。特許技術者の八木陽子さんは週2日、在宅勤務をし、仕事と育児の両立を図る。「両方ともおろそかにしたくないと考えたとき、在宅勤務はちょうどいい。子どもの帰宅時に家にいられるのもうれしい」と話す。始業を45分早める時差出勤と1時間の時短勤務も取り入れており「制度のおかげで安心して働ける」と話す。
 恩田誠社長は「優秀な人財の確保、定着はサービス品質に直結する。それぞれの能力や個性を存分に発揮できる職場環境の構築に今後も取り組んでいきたい」としている。


業務効率化やサービス向上を目的としたQCサークル活動。在宅勤務の社員もWEB会議システムを活用し、積極的に活動している。


週2日、在宅勤務を行っている八木陽子さん。「仕事も育児もおろそかにしたくないと考えたとき、ちょうどいい制度」と話す。