ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~
株式会社ザイタック(土岐市・医療・福祉)
【2024年4月 1日 更新】
- 多様な休暇制度
- 所定外労働時間(月平均)10時間以下
- 女性の育児休業取得率75%以上
- 育児中の多様な働き方
- 介護中の多様な働き方
- 育児・介護休業取得促進・復帰支援
- 保育・子育て支援
- インターンシップ
- 女性管理職登用
従業員数/男性19名 女性79名 計98名 ※2023年11月現在
エクセレントPOINT
①未満児保育費用・介護費用は月額上限2万円まで半額補助
②社内新聞で研修の案内や従業員の結婚・出産・復帰を紹介
③従業員の誕生日にケーキをプレゼント
しっかりと働く、しっかりと支援する
医療・介護サービス業のザイタックは、従業員の子どもの保育料や同居家族の介護サービス費を月額2万円を上限に半額負担している。また、短時間勤務制度や週1回のノー残業デーの導入、ワーク・ライフ・バランスに関する相談窓口の充実など、子育て・介護中の家族に手厚いサポートを行っている。
支援の充実は約15年ほど前、従業員が結婚を迎え仕事を辞めようか悩んでいる姿を、当時役員だった小森健市社長らが見たのがきっかけ。以来、「せっかく頑張ってきた従業員を手放してはいけない」と考え、取り組みに力を入れるようになり、当時、他社でもあまり例がなかった保育料の半額負担を導入。現在も従業員の声をもとに、精力的な取り組みを続けている。
また、社内に設けられた相談窓口は社内報の中で従業員の結婚や出産報告とともに紹介し、身近な存在としてアピールしている。気軽に相談ができるため、従業員からは「職場の雰囲気が協力的」と好評だ。これらの取り組みの結果、女性従業員の育児休業取得率は100%である。
そのほか、従業員の生活スタイルに合わせた支援も充実。子どもが熱を出したりした時には男性従業員も看護休暇が取得でき、50〜60代の従業員を想定した孫育て休暇もある。
小森社長は「女性が多い職場だけに、母親となっても働きやすい環境をつくり、女性の力をもっと活用したい」と力を込める。
ワーク・ライフ・バランスに関する相談窓口を利用する従業員。
従業員の子どもをあやす小森健市社長。