ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~
中部事務機株式会社(岐阜市・卸売業、小売業)
【2024年4月 1日 更新】
- 多様な休暇制度
- 所定外労働時間(月平均)10時間以下
- 女性の育児休業取得率75%以上
- 男性の育児休業等取得実績
- 育児中の多様な働き方
- 介護中の多様な働き方
- 育児・介護以外の多様な働き方
- 保育・子育て支援
- インターンシップ
- 女性管理職登用
従業員数/男性96名 女性36名 計132名 ※2023年11月現在
エクセレントPOINT
①社員とその家族にプレゼントを贈り満足度向上に寄与
②オフィス外でも快適に働ける体制を整えテレワークを推進
③あいさつや感謝を伝え合う運動を展開し良好な社内環境を構築
会社→家族へ 社員→同僚へ 感謝を形に
中部事務機は、創業者の「社員とその家族を大切にしたい」という思いから、社員と社員の配偶者の誕生日にそれぞれ1万円相当のプレゼントを贈っている。社員の配偶者へのプレゼントは誕生日カードを添えて本人宛で自宅に郵送。また正月には、小学生卒業までの社員の子どもにお年玉を渡している。これらの取り組みは40年以上継続しており、社員の家族からも好評である。
2019年に建て替えた新社屋では、固定席を設けないフリーアドレス制を導入。机に備え付けていた収納棚を撤廃し、書類等はパソコンで管理することでペーパーレス化を進めた。22年5月には、インターネット上に作られた仮想空間のオフィスをオープン。テレワークをしていても、自分の分身「アバター」を介して同僚に気軽に話しかけることができるなど、オフィスにいるのと近い感覚で働くことができるようになった。翌月にはこれらを活用する強化週間を設け、1週間で全社員が1.5日以上のテレワークにチャレンジ。これを機にテレワークがさらに定着し、それぞれが都合に合わせてフレキシブルに働けるようになった。
また社員同士の交流を促して社内環境を良くする運動を展開。「ProjectC」と名付けたあいさつ運動では、社員の顔写真を入れたパネルを社内に掲示し、積極的なあいさつを促す。感謝を伝え合うことを目的とした「ProjectB」では、毎月1週目に各フロアにお菓子を用意し、社員は感謝したい相手にありがとうの言葉とお菓子を渡す。広報ブランディング室で働く小島奈々恵さんは「直接感謝を伝えられると、自分が役に立っていると感じられてうれしい」と話している。
社員と社員の配偶者には誕生日プレゼント、小学校卒業までの社員の子どもには新年にお年玉が贈られ、社員の満足度向上に寄与している。
フリーアドレス制の導入やあいさつ運動によって、部署の垣根を越えたコミュニケーションが生まれている。