ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
～女性が生き生きと働いている企業～

社会福祉法人吉城福祉会（飛騨市・福祉）

【2024年4月 5日 更新】

  • 年休取得率５５％以上
  • 多様な休暇制度
  • 所定外労働時間（月平均）１０時間以下
  • 女性の育児休業取得率７５％以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 介護休暇・休業取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数／男性25名　女性105名　計130名　※2023年11月現在

エクセレントPOINT

①休暇を取得しやすい職場の雰囲気づくり
②長期休業者の復職を継続的にサポート
③多様な働き方に対応した職場環境づくり

誰もがいきいきと働ける職場環境づくり

　吉城福祉会では、年休取得推進に関する目標を掲げ、法人ホームページ上に掲載。毎月の年休取得日数を部署ごとで管理し、実績が少ない部署には取得を促すことで取得率向上につなげている。また、一部の施設に専属の会計担当者を配置し、これまで本部で行っていた会計業務を分散化したことで作業の効率化や作業負担の軽減を図っている。
　産休・育休取得者には、利用できる制度を有効に活用できるよう積極的にサポートし、過去５年間で妊娠、出産、育児の理由で退職した職員は０人。現在、２名の育児休業取得者と出生時育児休業者がおり、安心して働ける環境づくりに努めている。また、介護休暇を取得する職員もいるため、部署を越えて人員を配置できるよう体制を整えている。
　人材確保対策としては、職員の紹介によって新規雇用につながった場合、一定の条件により紹介者に奨励金を支給。
　そのほか、地域貢献活動にも力を入れ、多様な家庭環境にある子ども達の放課後の学習や食事など、交流の場を設ける事業を飛騨市の委託を受けて実施。月に一度子ども食堂を開設して、子ども達が集まりやすい環境を提供している。


育休復帰後も保育士として働く沖村美記さん。


ひとり親家族や共働き家庭の子どもが一人で食事をすることがないよう、職員や同年代の子どもたちと一緒に夕食を食べる場を提供。