ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~
東濃信用金庫(多治見市・金融機関)
【2024年4月 1日 更新】
- 年休取得率55%以上
- 多様な休暇制度
- 女性の育児休業取得率75%以上
- 男性の育児休業等取得実績
- 介護休暇・休業取得実績
- 育児中の多様な働き方
- 介護中の多様な働き方
- インターンシップ
- 地域連携
- 女性管理職登用
従業員数/男性415名 女性382名 計797名 ※2023年11月現在
エクセレントPOINT
①カンガルーポケットの会による育児休業者復帰支援
②時間単位の有給休暇制度による取得の推進
③有給扱いの年5日間の介護休暇制度を導入
育児中も安心感と自立促す
東濃信用金庫では、妊娠中や育休中の職員を対象に「カンガルーポケットの会」を2010年に設立した。会は子ども同伴で年6回偶数月に開催しており、庫内情報や育児の悩みを共有したり、円滑な職場復帰に向けたオペレーション研修などを実施している。さらに会では、復帰後の心得も啓発。営業支援部とうしんウェイプラザの横山幸子さんは「特別な配慮があって当然ではなく、周囲に感謝の心を持つことが大切」と話し、仕事への責任感を促す。これまで延べ約734人が参加し、参加者からは「復帰に対して前向きな気持ちになれた」「育休中も会社とのつながりを実感できる」とブランクに対する不安軽減にもつながっている。
14年には"地域の皆様に愛される信用金庫にしたい"との想いから、女性職員による「チームなでしこ」を設立。現在16人のメンバーが中心となり、地域の子育て支援イベントに参加している。
19、23年には店舗間の絆を深めES向上を目的とした「なでしこスポーツ大会」を開催。多くの職員が参加し、気持ちの良い汗を流した。また職員の業務面での課題解決を目的とした「おたすけCafe」を開催し、仕事への不安や悩み解消に一役買っている。
育休取得者はオペレーションの新しい機能追加の説明を受けることができ、円滑な職場復帰につながっている。
育休復帰に向けて開催される「カンガルーポケットの会」。