ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
～女性が生き生きと働いている企業～

飛驒信用組合（高山市・金融）

【2024年4月 1日 更新】

  • 年休取得率５５％以上
  • 多様な休暇制度
  • 所定外労働時間（月平均）１０時間以下
  • 女性の育児休業取得率７５％以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数／男性97名　女性113名　計210名　※2023年11月現在

エクセレントPOINT

①法を上回る制度で子育て中の職員をサポート
②女性のリーダー職起用など女性が活躍できる場を提供
③新入職員にも初日から年次有給休暇を付与

意欲と能力のある女性を積極活用

　飛驒信用組合では、2022年度の育児休業取得率は100％で、11名の職員が取得。現在、３回の育児休業を経て正職員として活躍している女性職員もおり、復帰後はフルタイムや短時間勤務など職員個々に合った働き方を選択している。育児における短時間勤務は、法を上回る小学校就学前までとしており、現在19名の職員が育児短時間勤務制度を利用している。
　また、管理職以外の女性の活躍を後押しするため、育児休業から復帰した職員を含め、事務分野に精通している職員をリーダー職に起用。現在、22名の女性職員がリーダーとして、後輩の指導・育成に努めている。リーダー職に起用することで職員の就労意欲が向上するとともに、一般職員がリーダー職を目指し、業務に励んでいる。
　新入職員には入組初日に10日間の年次有給休暇を付与し、うち病欠なども年次有給休暇として振替申請することができる。23年４月の新入職員７名のうち、４名が半年以内に年次有給休暇を取得。仕事と充実した私生活との両立の支援や、新しい環境下での体調管理に配慮している。


入組２年目の職員２人。「制度化されているため、入組すぐの有給休暇も取得しやすい」と話す。


多くの女性職員が生き生きと働く。


３人の子育てをしながら働く牛丸幸子さん。上司とも連携を取りながら後輩の指導・育成に励んでいる。