ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~
医療法人梶の木会(可児市・医療機関)
【2024年4月 1日 更新】
- 年休取得率55%以上
- 多様な休暇制度
- 所定外労働時間(月平均)10時間以下
- 女性の育児休業取得率75%以上
- 育児中の多様な働き方
- 育児・介護休業取得促進・復帰支援
- 保育・子育て支援
- 育児や介護による退職者ゼロ
- インターンシップ
- 女性管理職登用
従業員数/男性5名 女性44名 計49名 ※2023年11月現在
エクセレントPOINT
①短時間勤務と認可型未満児保育園併設で仕事と子育てとの両立を支援
②各職員のそれぞれの長所を伸ばす人材育成システム
③地域密着で地域貢献に尽力
柔軟な働き方と教育・キャリア形成を両立
可児市で梶の木内科医院を運営する梶の木会は、ワーク・ライフ・バランスを推進するため、育児休業取得後のスタッフを対象に時短勤務制を導入。スタッフからは「仕事と家事・子育ての両立ができて、帰宅後も子どもと遊ぶ時間が持てる」「短時間でも他のスタッフの役に立てる仕事ができる」と声があがる。また、認可型未満児保育園を併設しており「病児保育室があるので子どもが熱を出していても、手厚くみてもらえるので安心して仕事に集中できる」「安心でありがたい」と好評だ。
スタッフの育成にも力をいれており、半期に2回、管理者が個人面談を実施。個々の目的・目標の設定と達成状況を確認しフィードバックをする仕組みで、それぞれが目標達成に向けて仕事に取り組み、成長が実感できている。また、スタッフの長所を伸ばすことができるように業務を任せ、やりがいや楽しさを感じながら仕事ができる環境を整備している。さらに、新型コロナウイルス感染症が5類に移行されたタイミングで外部講師による研修会を再開。スタッフ自身が仕事のあり方を学び、人間力の向上を目指している。
人材育成とともに地域貢献についても力を入れており、毎年インフルエンザワクチン接種の集団接種や企業出張対応を行い、地域や企業内での集団予防に貢献している。
また、スタッフ間の人間関係が良好なことも特徴の一つで、2023年5月以降にバーベキュー大会を再開した。子育て中のスタッフは子ども連れで参加し、クリニック、介護施設、認可型未満児保育園の3事業所間の垣根を越えた人間関係の構築を図る。
育児休業後、時短勤務中のスタッフ。
外部講師による研修会。
スタッフの子どもも参加した梶の木会バーベキュー大会。