ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

中部電力パワーグリッド株式会社 岐阜・多治見・高山支社(岐阜市・電気事業)

【2024年4月 1日 更新】

  • 年休取得率55%以上
  • 多様な休暇制度
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • 保育・子育て支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性1,036名 女250名 計1,286名 ※2023年11月現在

エクセレントPOINT

①コアタイムのないフレックスタイム制や断続勤務の導入
②男性育休を取得しやすい環境を整備
③「1on1ミーティング」によるコミュニケーションの強化

ライフ・ワーク・バランス推進に向けた取組みの強化

 中部電力パワーグリッドでは、「従業員がいきいきと働くためには、職場環境の整備だけではなく、ライフ(生活基盤)の充実が必要」という考えのもと、勤務制度の充実や働く環境の整備を推進している。
 勤務制度では、コアタイムを廃止し断続勤務が可能なフレックスタイム勤務制度を採用。在宅勤務やサテライトオフィス勤務と組み合わせて利用でき、従業員は自身のライフスタイルや業務状況に合わせて柔軟に勤務形態を選択することができる。加えて、テレワークができる就業場所の拡大を図り、従業員からは「業務状況に合わせて勤務時間を設定できる」「コアタイムの廃止により休暇を取得せずに私事に対応できる」「通勤時間が短縮され、プライベートな時間を確保できるようになった」と好評だ。
 勤務制度以外では、妊娠・出産の際に従業員のライフプランに合わせた育児休職が取得できる制度に加え、「両立育児休職」と「リレー育児休職」制度を新たに導入した。パートナーと協力して育児をすることが一般的になっているため、業務状況の可視化や共有化を推進し、育児制度の活用を職場全体でサポートする環境整備に取り組んだ。従業員からは「心身ともに大変な産後の時期に家事育児を担ってもらえたことが心強かった」「職場のサポートを得ながら大事な業務は自ら対応でき、育児にも携われて利用しやすい」と声が寄せられる。
 働き方の柔軟性が増す一方で、従業員同士が顔を合わせて働く機会が少なくなったため、コミュニケーションの機会の確保と充実を目的に「1on1ミーティング(1対1で行う対話)」を導入。業務の相談や雑談などを気軽に話せる機会を設け、コミュニケーション不足の解消にも努めている。
 今後もライフスタイルや業務状況に合わせて柔軟な働き方ができる環境整備に取り組み、全ての従業員が健やかに働き、自身の能力を最大限に発揮できる魅力や働きがいのある会社を目指していく。


「1on1ミーティング」では、「短時間・高頻度」による対面型面談をベースとし、定期的・継続的に実施。コミュニケーションの充実だけでなく、従業員の成長にもつながる。


「フレックスタイム制度」では、「在宅勤務」と「断続勤務」の併用により、今まで以上に仕事と家事が両立しやすい環境となっている。