ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

株式会社サーバント(可児市・障がい福祉、通信制高校サポート校の運営)

【2024年4月 5日 更新】

  • 年休取得率55%以上
  • 多様な休暇制度
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 育児中の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • 保育・子育て支援
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性43名 女性88名 計131名 ※2023年12月現在

エクセレントPOINT

①部活動を立ち上げ、家族ぐるみでの交流の場を創出
②強みを生かし、就労移行支援において業務受注を実現
③定年制を廃止し、無資格や障がいがある方、職員の家族も積極採用


「遊びも仕事も本気であるべき」を実現

 ホースセラピーを取り入れた放課後等デイサービスや通信制高校サポート校、就労移行支援などを運営するサーバントでは、千住敏晃社長の「仕事だけでは充実した毎日は送れない。遊びも仕事も本気であるべき」との考えから、3年ほど前に、活動費は全て会社負担で、ゴルフ部、マリーン部、サッカー部を立ち上げた。ゴルフ部やサッカー部は大会に出るなど活躍中。マリーン部では、静岡県・浜名湖のヤマハマリーナにクルーザーを保有し、本格的に取り組んでいる。部長で児童発達管理責任者の藤澤怜司さんは「千住社長から、船で非日常を楽しむことは有意義なことだと聞き、会社負担で船舶免許を取った。浜名湖に家族を招いてBBQするイベントを開いたこともあるが、そちらも会社負担で、妻には『こんな良い会社、どこにもないよ』と喜んでもらえた。部活動は、職員同士がお互いを知る上でも良い機会となっている」と話す。
 また、クルーザーが縁でヤマハマリーナは就労移行支援の利用者の施設外支援の場になっており、船内外の清掃業務や水中ドローンの操作など、高単価の業務の受注につながっている。
 人材採用においては、千住社長の「やりたい人がやれば良い」との考えのもと定年制を廃止。資格がない人、障がいのある人も積極的に受け入れ、それぞれに合った職場を選択できるようにして継続雇用につなげている。ICTを活用するなど業務を工夫することで残業ゼロを達成していることも相まって、サーバントでの就労を希望する職員の家族は珍しくなく、親子や夫婦で働いている職員は6組に上る。


放課後等デイサービスのうち1施設ではホースセラビーを取り入れ、乗馬や馬との触れ合いを通じて、子どもたちの成長につなげている。


浜名湖にクルーザーを保有し、主にマリーン部が使用。職員の家族も招き、イベント等を開くこともある。