ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

東京海上日動火災保険株式会社 岐阜支店(岐阜市・保険業(損害保険))

【2025年3月31日 更新】

  • 多様な休暇制度
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 育児中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性33名 女性53名 計86名 ※2024年11月現在

エクセレントPOINT

①女性社員が自分のキャリアやなりたい姿を描ける機会を創出
②いつでも・どこでも・誰もが働きやすい「新しい働き方」を推進
③風通しの良い職場づくりのためのミーティングや交流会を実施

女性がキャリアの可能性を広げる機会を

 東京海上日動火災保険では、女性社員が自分のキャリアやなりたい姿を描くための機会の創出に力を入れている。岐阜エリアにおいては「岐阜で働く女性たちをもっとイキイキ元気にしたい!」という想いのもと、女性社員が中心となり、会社の枠を超えた女性同士の交流や女性の能力強化を目的として「giftia(ぎふティア)会」を企画・運営している。giftia(ぎふティア)とは、gifu(岐阜)×gift(ギフト)×tia(thanks in advance=成果を約束する)の造語であり、東京海上日動の女性社員のみならずビジネスパートナーである保険代理店の女性社員も参加し、研修やグループワークを通じて岐阜で働く女性の活躍を後押ししている。
 また、組織の長期的な成長と個人の充実を実現する企業文化の醸成にも取り組んでいる。取組みの柱の1つに「新しい働き方」を掲げ、テレワークや勤務時間自由選択制度、デジタルツールを積極的に活用し、いつでもどこでも誰もが働きやすい環境を目指している。
 さらに、「新しい私たち(多様性を認め合い、専門性を高め、いきいき挑戦する会社へ)」を実現するために、上司との1対1での対話等で一人ひとりのありたい姿や挑戦を明確にし、取組みを進めている。風通しの良い職場づくりとして、まじめな話(仕事上の課題や悩みの話し合い)を気楽にするオフサイトミーティング(通称「マジきら」)の開催や、役職名の表示廃止や「さんづけ」文化により、タテ・ヨコ・ナナメの自由闊達なコミュニケーション促進を推進している。2024年度は、入社5年以内のメンバーで「岐阜支店つくりかえるプロジェクト」を立ち上げ、若手ならではの斬新なアイディアを組織運営に反映させる取組みも行っている。本プロジェクトを通じて、支店内の若手メンバーのつながりが強化され、お互いが学び合い、高め合い、成長を実感できる組織風土の構築にもつながっている。


仕事上の課題や悩みを話し合う交流会「マジきら」。役職・年齢・性別に捉われない、明るく自由な雰囲気が特徴。


「岐阜支店つくりかえるプロジェクト」での議論の様子。