ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

太平洋工業株式会社(大垣市・自動車部品、電子機器製造業)

【2025年3月26日 更新】

  • 年休取得率70%以上
  • 多様な休暇制度
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 介護休暇・休業取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性1,977名 女性188名 計2,165名 ※2024年11月現在

エクセレントPOINT

①法を上回る制度で育児・介護との両立をサポート
②年12日以上の有休取得目標を設定し、休みやすい職場環境を推進
③勤務間インターバル制度により十分な休息時間を確保

仕事と充実した私生活との両立を支援

 太平洋工業では、社員同士が支え合って仕事と私生活との両立に取り組む風土を育むため、2010年より「絆と成長」をスローガンにワークライフバランスの浸透と理解促進に力を入れてきた。
 15年からは年休取得策として、1人年間12日以上を目標に掲げ、4半期ごとに取得状況を労使で確認しフォローを行うことで、取得率の向上を推進している。また、長時間労働の削減、勤務間インターバル制度、フレックスタイム制の活用など、柔軟な働き方も導入している。
 08年から育児休業を2歳までとし、15年から育児短時間勤務を小学4年生までと順次延長するなど、支援制度も都度拡充。育休復帰者は「2歳まで育休を取得できるので、4月の入園に合わせて育休期間を選択することができ、状況に応じて復帰日を選べて助かった」と話す。さらに「育児休業復帰支援プログラム」を設け、復帰直前に上司や人事担当者と希望の働き方などを確認し、20年には企業主導型保育園と契約するなど、円滑な職場復帰を支援。同社では、08年より女性の育休取得率は100%を継続しており、平均勤続年数も男性を上回っている。23年度には男性の育休取得率も45%を超えるなど、男女ともに子育てと両立しながら働ける職場環境づくりに努めている。その他、社員のみならず地域の小学生を対象に、夏休み科学教室や環境教育などを開催し、幅広い次世代育成支援を行っている。


これまでの取組みにより、2024年にプラチナくるみん認定とえるぼし認定を受けた。(認定証と社内報紹介記事を見せる担当者)


「育児休業復帰支援プログラム」の一環で育休復帰前に上司と人事担当者による面談を実施。