ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

岐阜商工信用組合(岐阜市・金融機関)

【2025年3月27日 更新】

  • 年休取得率70%以上
  • 多様な休暇制度
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 介護休暇・休業取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性176名 女性195名 計371名 ※2024年11月現在

エクセレントPOINT

①65歳まで定年延長
②入組時に年休10日の付与
③フレックスタイム制、時間単位の有給休暇制度の導入

全職員と家族が安心して働ける環境づくり

 岐阜商工信用組合では、直近3年間に新卒採用した職員54人中40人が女性であり、男性と同様に次期管理職候補として育成していくため、営業店の内務事務を統括する内務統括マネージャーといった係長級の職に女性を積極登用している。現在は7人の女性が管理職として活躍している。
 男女問わずより働きやすい職場となるよう、2021年度に「休み方改革」推進運動を実施。有給休暇の取得率は20年度の48.7%から21、22年度と2期連続で65%以上、23年度は70%以上となり有休を取得しやすい環境となった。22年7月には定年を65歳まで延長。また、出産祝い金の支給額を増額し、第1、2子誕生時は30万円、第3子は50万円、第4子以降は、直前に産まれた子どもの祝い金に50万円を加えた額とした。23年4月からはより柔軟に働けるように、フレックスタイム制および時間単位の有給休暇制度を導入。フレックスタイム制は、コアタイムを設けず自由に勤務時間を設定できるほか、短時間勤務と併用することも可能で、育児・介護との両立を支援する。時間単位の有休は最大で年間5日間の有休を1時間単位で取得することが可能で、学校や病院、公的機関など平日の手続きや用事に対応できるようになった。23年11月には地域貢献活動推進を目的に取得日数に制限を設けないボランティア休暇を導入。さらに24年7月には扶養家族手当を改善。支給対象を「扶養家族の配偶者や満22歳までの子・孫」を「扶養家族と認められる者」に改定。大学院生や親の扶養も対象とし、支給額も「配偶者月額8千円、配偶者以外月額5千円」を「一律月額8千円」とした。
 今後も、全職員と家族が愛着を持ち、安心して長く働くことができる環境を目指し、新たな施策に取り組んでいく。


子育て中の職員も含め20名の女性が内務統括マネージャーとして活躍している。


2024年10月に制服をリニューアル。女性職員に複数回アンケートを実施し、デザインや素材を決めた。