ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

たんぽぽ薬局株式会社(岐阜市・調剤薬局)

【2025年4月 4日 更新】

  • 年休取得率55%以上
  • 多様な休暇制度
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 介護休暇・休業取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 保育・子育て支援
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性216名 女性1,235名 計1,451名 ※2024年12月現在

エクセレントPOINT

①委員会やアンケートで従業員の意見を会社経営に反映
②病児保育料を助成し育児との両立を支援
③医療・子ども支援団体への寄付活動を長年継続

従業員と会社が互いに成長し合うために

 たんぽぽ薬局では「従業員と会社が互いに成長し貢献し合える関係」の構築を目的とした「働きがい向上委員会」を毎月1回実施。人事部を中心に幅広い役職・部門のメンバーが集まって現在生じている問題を共有し、解決に向けた具体策を会社に提示する。また全従業員の声を聞こうと、働き方や会社への要望に関する「自己申告アンケート」を毎年12月に実施。提出率は100%で、個々の要望を経営層が直接確認し、経営や規則の見直しに役立てている。個人的な要望や悩みには都度、1on1ミーティングやヒューマンサポート室などで対応する。
 従業員の85%を女性が占め、子育て世代も多いことから、小学6年生までの子1人につき月額5千円を上限に病児・病後児保育の利用料補助を実施。年間20人から30人が利用する。また「育児のための勤務時間の短縮措置」として、小学1年生修了まで、最大2時間30分の短縮が可能。2025年4月からは小学4年生修了までに延長する。
 社会貢献として本社周辺の清掃を10年ほど前から毎週木曜日の朝に実施するほか、寄付活動も継続。日本骨髄バンクへの寄付は09年から続く。処方箋受付1回につき1円を寄付する仕組みで、15年間の累計寄付金額は3780万円を超える。難病を持つ子どもの夢を応援する公益財団法人メイク・ア・ウィシュ オブ ジャパンへの寄付は06年に開始し、全店舗に募金箱を設置。18年間の累計寄付金額は883万円を超える。他にぎふハチドリ基金に年間20万円、県内各地の子ども食堂を運営する団体に、活動資金として年間計72万円寄付している。


「働きがい向上委員会」はオンラインで開催し、本社から離れた店舗のメンバーも参加。従業員が主体となり、会社行事の支援や問題の早期情報収集、対策案の提示を行っている。


白血病などで骨髄移植が必要な患者とドナーをつなぐ公的事業「日本骨髄バンク」に、処方箋受付1回につき1円を寄付。2009年から継続している。