ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

株式会社大垣共立銀行(大垣市・金融機関)

【2025年4月 4日 更新】

  • 多様な休暇制度
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 介護休暇・休業取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性1,541名 女性1,344名 計2,885名 ※2024年11月現在

エクセレントPOINT

①女性の活躍を多方面から支援
②キャリアアップに向け、座談会や意見交換の場を用意
③ダイバーシティ推進のため、「OKB TOIRO」を発足

誰もが活躍できる組織づくりに注力

 女性がいきいきと働ける職場づくりのために、2007年に「なでしこ事務局(現・ダイバーシティ事務局)」を設置してさまざまな取り組みを実施してきたOKB大垣共立銀行。支援は、出産から育休取得、仕事と育児の両立、キャリアアップにいたるまで多方面に及ぶ。育休中の従業員に対しては、育休者フォローの専担者の配置や面談の実施、クラウドシステムを導入するなど職場とのつながりを感じられるようにし、安心して復帰できるよう環境を整える。
 育休は子どもが3歳になる年度末まで取得でき、本人の希望で勤務時間に柔軟性のあるアシスタントに転換して子育てがひと段落したタイミングで社員復帰する道もある。
 キャリアアップに向けては社外女性取締役との座談会、外部有識者と女性支店長による座談会、営業職の女性同士が意見交換をする女性得意先座談会などを開催。中長期的なキャリアを考える機会となっており、参加者からは前向きな声が上がる。
 24年10月からは、取り組みを新たなステージへと進化させるべく、ダイバーシティ(多様性)とエクイエティ(公平性)、インクルージョン(受容)を推進するためのプロジェクトチーム「OKB TOIRO」を新たに発足させた。メンバーは公募で集まった20人で、月1回程度集まり、誰もが活躍できる組織になるためにできることを検討している。同行は「長期ビジョンの『地域と社員を幸せにするOKBグループ』の実現に向け、タテ・ヨコ・ナナメのつながりを強化し、次世代をサポートしていきたい」としている。


中長期的なキャリアについて考えてもらおうと開かれている外部有識者と女性支店長による座談会。


女性得意先座談会では、営業職の女性同士が得意先回りをする際のやりがいや苦労などを話し合った。


ダイバーシティ(多様性)とエクイエティ(公平性)、インクルージョン(受容)を推進するためのプロジェクトチーム「OKB TOIRO」のロゴマーク。