ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~
和光会グループ(岐阜市・医療・福祉)
【2025年4月 4日 更新】
- 年休取得率55%以上
- 多様な休暇制度
- 所定外労働時間(月平均)10時間以下
- 女性の育児休業取得率75%以上
- 男性の育児休業等取得実績
- 介護休暇・休業取得実績
- 育児中の多様な働き方
- 介護中の多様な働き方
- 育児・介護休業取得促進・復帰支援
- 保育・子育て支援
- インターンシップ
- 地域連携
- 女性管理職登用
従業員数/男性425名 女性1,406名 計1,831名 ※2024年11月現在
エクセレントPOINT
①病児・病後児保育園の運営し、安心して働ける環境を提供
②小規模施設に産業医を配置し、職員の安全と健康、労働環境の整備を強化
③ウェルビーイング推進室を設置し、職員へのサポートを強化
「みんなを笑顔に。」実現へ政策続々
和光会では、人生のどのステージにいる人でも働き続けることができるよう、育児や介護等との両立支援や労働環境整備に長年にわたり力を入れている。2008年に開設した病児・病後児保育園は、生後4カ月から小学3年生が対象。看護師も配置し、安心して預けられると評判で、昨年度は職員の子どもだけでも延べ286人を預かった。
労働環境の整備に向けては、産業医の配置体制の見直しを実施。以前は大規模施設に産業医を配置し、小規模施設の職員については必要に応じて産業医と面談をする形をとっていたが、新たに小規模施設に産業医を配置し、定期的に訪問する体制にし、労働環境や職員の健康状態の確認に努めている。
職員のプライベートの充実に向けては、福利厚生のアウトソーシングサービスを利用。レジャーや資格取得などで割引等が受けられるサービスを提供し、リピーターも多い。さらなる取り組みとしては、25年のグループ創設100周年に向け、職員の健康づくりや働きやすさ、社会的な幸福、生きがいなどの向上に重きを置いた支援を強化しようと、23年度にウェルビーイング推進室を設置。保健師5人と看護師1人を配置し、職員が直接、職場や体調の悩みなどを相談できる場所として機能している。
ウェルビーイング推進のため、動画を使った研修にも注力。育児と介護の両立支援や腰痛予防、女性の健康についてなどさまざまな研修を行っており健康管理やWLBについて考える機会となっている。
法人理念「みんなを笑顔に。」の「みんな」には、患者や利用者だけではなく職員やその家族も含まれており、今後も理念の実現に向けより良い環境づくりを進めていく構えだ。
ウェルビーイング推進室は、保健師に職場や体調の悩みなどを相談できる場所となっている。
充実したサポート体制により、育休復帰後も仕事と家庭を両立しながら働くことができる。