ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

東清株式会社(中津川市・一般廃棄物収集運搬業)

【2025年4月 4日 更新】

  • 年休取得率55%以上
  • 多様な休暇制度
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 介護休暇・休業取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • 保育・子育て支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • 地域連携

従業員数/男性78名 女性4名 計82名 ※2024年12月現在

エクセレントPOINT

①社員とその家族が安心して働ける環境を整備
②ワーク・ライフ・バランスと健康経営を同時進行で推進
③委員会や新プロジェクトで社員の声から環境改善

若手の活躍で職場環境を改善

 東清は「社員が安心して働ける環境を整えることが会社の使命」との考えから、ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組んでいる。2014年に社員自らが必要な福利厚生を実現できるよう、各係の代表者で構成された「くるみん委員会」を立ち上げ、要望を社内の制度に反映。3力月間継続勤務し、所定労働日数の8割以上出勤した新入社員は、年次有給休暇を前倒しして5日付与し、時間単位でも取得できるようにした。
 23年度からは中堅・若手社員が中心となって職場改善に取り組む「2026プロジェクト」がスタート。給与の評価形態などの改善案を役員へ伝えられる環境を整えている。その他にも社員の望むさまざまな研修会を開催している。
 健康経営にも積極的に取り組み、経済産業省が健康経営優良法人の中小規模法人部門上位500社を表彰する「ブライト500」には、21年から3年連続で認定。24年には法人化50周年を迎え、記念式典で社員一丸となって会社の発展を誓った。
 記念イベントの中では、社員の子どもたちを対象とした職場体験も実施。子どもたちはごみ収集車に乗車したり、ジュースの入った透視度計と水の入った透視度計をのぞいて比較したりして、親の仕事内容について知ったことで、「親が地域の環境を守る仕事をしていることが分かった」という声も上がった。
 吉村敏博社長は「今後も大切な社員とその家族のために働き方改革と健康経営を同時進行で進め、安心して働ける環境を整えていく」と意気込む。


中堅・若手社員中心のプロジェクト活動の様子。より良い職場にするためのスキルを習得中。


法人化50周年式典。会社の発展を社員一丸となって誓う。


職場体験で浄化した水の入った透視度計をのぞく社員の子どもたち。