ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

社会福祉法人白寿会(垂井町・福祉(介護))

【2025年4月 2日 更新】

  • 年休取得率70%以上
  • 多様な休暇制度
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 介護休暇・休業取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 育児・介護以外の多様な働き方
  • 育児・介護休業取得促進・復帰支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性31名 女性131名 計162名 ※2024年11月現在

エクセレントPOINT

①子育てや介護との両立を支援する多様な勤務形態の導入
②勤務シフトの多様化とDXによる職場環境の改善
③プリセプター制度の導入による新入職員の人材育成

職員主導で職場の働き方改善

 白寿会では、仕事と育児・介護が両立できる職場環境を目指し、小学校就学前まで利用可能な育児短時間勤務制度に加え、新たに配偶者の出生支援のため育児目的休暇を導入している。
 また、働く時間と場所に制約がある人でも働きやすい環境を整えるため、従来の正規職員とパート、アルバイトなどの非正規職員の中間的な雇用形態となる「限定正職員制度」の導入を進めている。
 他にも、実質週休3日となる10時間勤務制度の導入により、プライベートの時間が充実るとともにリフレッシュ効果が高まり、職員の精神的負担の軽減につながっている。
 2023年に第1子の出産を経て育児短時間勤務で復帰した介護福祉士の山口千紘さんは「一人ひとりに合った働き方を選択する事ができるため、育児と仕事の両立ができている。子どもの体調で度々勤務を交替する事があり両立できるか不安もあったが、周りの職員の理解があり、すぐに相談できる時間を設けてもらえた。負担なく働けるよう対応してもらえた。よりここで働き続けようという思いが深くなった」と話す。
 職場環境の面では、ICT化及び介護ロボットの活用を推進し、職員の肉体的・精神的負担の軽減を図っている。在宅事業部では、タブレットPCを導入。スマートフォンのテザリング機能を活用する事で、訪問先で記録や利用者情報等の確認ができるようになり、業務効率が向上した。
 職員育成については、新規採用職員に入職3~4年目の職員がマンツーマンで指導を行う「プリセプター制度」を導入し、業務はもちろんのこと、生活上の不安や悩みの解決もサポートしている。新入職員にOJT教育をすることで、プリセプター自身も成長が実感できている。また、「特定技能」を持つ外国人も積極的に採用しており、交流会や面談を通して外国籍の方々にとっても働きやすい環境を整えている。
 


職員交流を通して、人材育成や働きやすい環境づくりに取り組んでいる。


男性職員の育児休業は100%を維持している。