ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~
社会福祉法人恵母の会(海津市・福祉)
【2025年4月 2日 更新】
- 多様な休暇制度
- 所定外労働時間(月平均)10時間以下
- 女性の育児休業取得率75%以上
- 育児中の多様な働き方
- 介護中の多様な働き方
- 育児・介護以外の多様な働き方
- 育児・介護休業取得促進・復帰支援
- 保育・子育て支援
- 育児や介護による退職者ゼロ
- インターンシップ
- 地域連携
- 女性管理職登用
従業員数/男性13名 女性53名 計66名 ※2024年11月現在
エクセレントPOINT
①育休中の面談により復職後の勤務形態を柔軟に配慮
②ひとりで悩まないように相談窓口の設置
③グループ会社運営の保育所が利用可能
職員の声を大事にする環境の構築
恵母の会では、職員が安心して働ける体制づくりのため、様々な取り組みを行っている。子育て支援として、グループ会社が運営する羽島市内の保育所または海津市内の保育所に3歳未満の子どもが通う場合は、保育料を法人が負担し、幼稚園や小学校の長期休暇等に子連れ出勤を認めている。
2度の産休育休を取得し復帰した石垣博美さんは、「子どもが3人ともインフルエンザに罹り、2週間休みをもらったが、看病で疲れているのではと、上司がもう2日休ませてくれた。本当に嬉しかった」と話す。
職員の声を大事にする取り組みとして、毎月の勉強会で提出するレポートに法人への要望等を書く欄を設けており、全ての管理者のコメントを添えて幹部会に提出され、運営課題として共有されている。
地域貢献活動にも力を入れる。認知症カフェ「華カフェほほえみ」は、健康についての勉強会や季節の作品作りなどをしている。コロナ禍を経て、三密を避けながらヴァイオリン演奏やフラダンスのパフォーマンスが行われ、参加者からも喜ばれている。
また、家族の仕事への理解促進のため、法人内のイベントに自由に参加できるようにし、「かいさいの華まつり」には職員の家族が多数来場。率先してボランティアとして参加する家族も多い。

認知症カフェ「華カフェほほえみ」の様子。

近隣の小学校との交流を大切にしている。