ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~
社会福祉法人さくらゆき(岐南町・福祉)
【2025年4月 2日 更新】
- 多様な休暇制度
- 女性の育児休業取得率75%以上
- 男性の育児休業等取得実績
- 育児中の多様な働き方
- 介護中の多様な働き方
- 育児・介護以外の多様な働き方
- 育児・介護休業取得促進・復帰支援
- 保育・子育て支援
- 育児や介護による退職者ゼロ
- インターンシップ
- 地域連携
- 女性管理職登用
従業員数/男性44名 女性140名 計184名 ※2024年11月現在
エクセレントPOINT
①職員が主体となりダイバーシティを実現
②仲間同士の絆でやりがいと働きやすい環境を整備
③新たなステージに挑戦する職員を支援
働きやすさと働きがいは職員の団結力から
高齢・障害・児童と幅広く福祉事業を運営している社会福祉法人さくらゆき。設立当初より職員の主体性を重視してきたが、施設が増え職員も大幅に増員した今では「より輝きながら働くことが出来る環境」を職員同士の協力で実現させている。
新たな取組みとして、多様な人材が互いの魅力を活かしながら能力を発揮できる職場を目指し、互いを知り理解し合う場を作り、自然とフォローができる環境作りに取り組んでいる。ハンドボールの選手兼監督として活躍しながら働く職員が大会に出場する際には、必要な時に休みが取れるようサポートし協力している。
仕事と育児の両立支援や職員のキャリアアップ支援にも力を入れており、出産をした職員の職場復帰率は100%を維持。職員専用の託児ルームを完備し、育児と両立がしやすくなるよう配慮している。新卒で入職した職員は2度の産休・育休を経て、託児の利用と勤務時間の見直しを行い、無理なく職場に復帰した。復帰後には職場のバックアップを受けながらキャリアアップを目指し、新たな資格を取得。今後は目標としていたサービス管理責任者として新たなステージに挑戦する予定だ。
また、男性の育児休暇取得も推進しており、2児の父となった職員は、「以前の職場では、育休が取れず積極的に育児に参加できず妻に任せてしまったが、まだ幼い長女もいるため今回は産後パパ育休を申し出たところ快諾してくれ、祝福してくれた。みんなの協力と法人の理解のおかげでかけがえのない時間を家族で過ごすことができて、心から感謝している」と語る。
外国人材の採用も積極的に行っており、来日して勤務することになった外国人職員に対しては、職員から引っ越しの手伝いの申出や生活用品・家具家電の寄付が集まり、新たな生活を頑張る仲間を応援し合う温かい環境となっている。インドネシア出身の職員をリーダーとした外国人職員チームも発足し、日本人職員が講師となり日本語や日本文化、介護技術を学ぶ交流の場を設けている。外国人職員は「新しい生活に不安があったが温かく歓迎してくれ嬉しい。仲間の一員として頑張っていきたい」と笑顔で話し、先輩職員たちは「みんな笑顔で入居者からも喜ばれている。前向きで真面目に業務を覚えてくれるためとても助かっている」と信頼関係が築かれている。

新卒で入職後、2回の産休、育休を経て復帰。現在は新たなステージへのキャリアアップと育児の両立をしている。

機能訓練指導員として専門職で働きながら積極的に育児に参加している。「産後パパ育休のおかげでゆとりをもって子と向き合うことができた。今後の仕事のモチベーションアップにつながった」と話す。

外国人職員の採用と育成にも力を入れる。ベテランの職員が講師となって勉強会を行い、親睦の場ともなっている。