ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

東海理化NExT株式会社(恵那市・製造業)

【2026年4月 2日 更新】

  • 非正規の正規雇用化
  • 年休取得率70%以上
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性358名 女性313名 計671名 ※2025年12月現在

エクセレントPOINT

①懇親会補助や社内活動で交流を促進
②クラウド導入による業務効率化を達成
③丁寧なキャリア支援と再雇用制度の拡充

交流促進と制度改革で活気ある職場へ

 自動車用ドアミラーやホイルキャップ等の自動車部品を製造している東海理化NExTでは社員間の交流を積極的に推奨。懇親会が開かれる際には、年2回を上限として1名につき2千円の補助を支給しており、2024年度には312回の利用があった。さらに、従業員の家族も参加できるバーベキューイベントを年1回開催。例年300名以上が集まり、部署や年齢の垣根を超えた親睦の場となっている。
 業務面では、自社製品の原価低減を目的に、他部署を交えた4つのプロジェクトチームを結成。各部署の意見を反映しながら原料や工程の無駄を精査し、利益向上につなげている。活動後には懇親会を開き、交流を一層深めている。
 業務効率化に向けては、22年から勤怠管理をクラウドに移行。紙での提出時と比較して、入力時間を月20時間削減できた。併せて給与明細や年末調整管理も電子化したことで、大幅な業務削減と紙資源の節約を実現した。
 従業員のキャリア支援にも注力しており、年に3回、上司との1on1面談を実施。年度初めには「キャリアデザインシート」を用いて将来像の実現に向けて話し合い、希望があれば職場転換などにも応じている。45歳頃からは定年後の意向についても共有。現在も15名の再雇用者が活躍しているが、今後の対象者増加を見据え、25年に再雇用者の賃金制度を改定した。従来の「定年前の役職に応じた賃金」から「定年後の業務内容に応じた賃金」に変更し、賞与も正社員と同等の支給月数に変更。定年後もこれまで同様に活躍できる環境を整えた。
 地域貢献活動としては、中学生の職業体験や高校生のインターンシップを継続的に実施。レジンを用いた樹脂成形や3Dプリンター、品質・製造体験などの内容が評価され、他校からも新たな依頼を受けるなど、製造業の魅力発信につなげている。職場体験に参加した特別支援学校の生徒が、26年4月に入社を予定している。


年1回のバーベキューイベントは、従業員の家族を招待して盛大に開催。会場は会社の敷地内のため、家族に会社のことを知ってもらう良い機会となっている。


中学生の職業体験では、生技部と連携し、製造の流れや品質についての体験を実施。この取組が話題となり、他の中学校での実施にもつながった。