ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~
株式会社丸朝製陶所(多治見市・製造業)
【2026年4月 2日 更新】
- 非正規の正規雇用化
- 年休取得率70%以上
- 所定外労働時間(月平均)10時間以下
- 女性の育児休業取得率75%以上
- 育児中の多様な働き方
- 育児・介護以外の多様な働き方
- 地域連携
- 女性管理職登用
従業員数/男性7名 女性33名 計40名 ※2025年12月現在
エクセレントPOINT
①女性比率8割、家庭第一の風土で柔軟な働き方を実現
②設備投資とデジタル化により現場負担を軽減
③オープンファクトリーで地場産業の継承に貢献
積極的に現場改革、女性の活躍支える
丸朝製陶所は2020年頃から若手採用を積極的に進めるとともに、働きやすい職場環境の整備に取組み、高い定着率を維持している。また、全従業員の8割以上を女性が占める中で女性活躍に力を入れており、正社員10名のうち7名が女性、そのうち3名が管理職として活躍している。24年度には女性従業員を中小企業大学校へ派遣した。さらに、育児や介護と仕事を両立する従業員が多いことから、採用時に「家庭第一」の方針を伝え、急な欠勤や早退にも迅速に対応できる体制を構築。家庭の状況に応じて、短時間勤務や在宅ワークも選択でき、3カ月の育児休業を取得した男性もいるなど、仕事と家庭を両立しやすい社内風土が根付いている。
作業現場の環境改善にも積極的に取り組んでいる。夏場に高温になりやすい工場では、断熱性能の高い屋根に改修した結果、平均室温が約5℃低下した。さらに、大型の送風機を8台設置して空気循環を促進し、作業者の負担軽減を図っている。
また、従来は紙の指示書が配布されていたが、工程や人材の増加に伴い、工場内に生産工程の管理状況を示す電子モニターを設置した。誰もがリアルタイムで、状況を把握できるようになり、指示の待ち時間が24年度までの4年間で80%削減し、生産性効率は20%以上向上。ジョブローテーションも進めたことで、工場全体の作業が円滑に回るようになり、残業は極めて少ない。
キャリア支援にも力を入れている。3カ月に1回、外部の専門講師による面談や研修を実施し、社員一人ひとりがやりがいや働きがいを持てる環境づくりを進めている。
環境整備や人材育成が進む中、地域貢献と自社ブランドの向上を目的にオープンファクトリーにも取り組んでいる。24年度は地元の小学校4校を受け入れ、地場産業の継承に寄与した。訪問者が増えたことで、従業員が清掃や身だしなみ、挨拶などをより積極的に意識するようになり、職場が活性化している。

生産工程の管理状況が一目でわかる電子モニター。デジタル化を進めたことで時間ロスを減らすだけでなく、業務の標準化が進み、ミスの抑制も図られた。

地域貢献や学校教育の一環として実施するオープンファクトリー。訪れた小学生から寄せられるお礼の手紙は従業員の意欲向上にもつながり、社内にも良い効果をもたらしている。

























