ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~
株式会社丸正早川水栓(山県市・製造業)
【2026年4月 2日 更新】
- 非正規の正規雇用化
- 年休取得率70%以上
- 所定外労働時間(月平均)10時間以下
- 育児中の多様な働き方
- 女性管理職登用
従業員数/男性10名 女性11名 計21名 ※2025年12月現在
エクセレントPOINT
①短期療養時に通常勤務と同等の給与・手当を支給
②食を通じた福利厚生で部署間コミュニケーションを活性化
③職員の声を反映し、休憩棟を新設
社員が喜ぶ制度を次々と導入し、職場環境を整備
丸正早川水栓では、病気やけがなどで30日以内の療養が必要な社員に対し、通常勤務と同等の給与・手当を支給し、会社負担の医療保険で治療費を直接給付する制度を設けている。パート・正社員を問わずに適用され、復帰後にはフォロー面談も実施している。対象者からは「安心して療養できた」との声が寄せられており、短期療養を理由にした離職防止につながっている。
子育てや介護を理由にした離職防止に向けては、短時間勤務や週3~4日勤務、フレックスタイム制を組み合わせて選択できる制度を導入。また、車での移動が必須となる地域の交通事情を考慮し、出勤・退社時間を個別に調整できるようにしたところ、子育て世代の離職率は0%となった。
さらに、部署間のコミュニケーションを促進するため、「食」を通じた福利厚生支援を実施。部署間での交流が少なく、「他部署の活動内容がわからない」「経営層に話しかけづらい」という声が上がっていたため、カップ麺やお菓子を常備し、無料提供する取組を開始した。経営層と社員がペアになって月1回商品を買い出しに行くようにしたことで、定期的な交流が生まれるようになった。また、休憩スペースに「社長のおごり自販機」を設置し、部署を越えて気軽に会話ができる環境を整備。社員同士の交流が深まったことで、部署をまたいだトラブルが減り、経営層や他部署を巻き込んだ改善提案が出てくるようになった。
従業員の声を募る目安箱も積極的に活用。寄せられた意見を踏まえ、2000万円を投じて休憩棟を新設した。プライバシーへの配慮を求める意見が多く、職場環境満足度低下の要因となっていたことから、男女のトイレを離れた場所に配置し、要望の多かった仮眠室も設置した。改善した職場環境を外部に発信したことで、「従業員の声を大切にする会社」というイメージが広まり、応募者は大幅に増加した。
人材の育成に向けては、2025年9月から管理職自らが講師となる「生産性向上スクール」を月1、2回開催している。現場を知る管理職が座学と実践の両面から伝えることで、参加者が主体的に学び、成長できる場となっている。毎回7人ほどが参加しており、生産性とモチベーション向上の双方に成果が表れている。

社内の自動販売機のドリンクを一人週3本、会社負担で飲めるようにしたところ、自動販売機前で従業員同士が語り合うようになり、それによって部署間のトラブル減少にもつながった。

月1、2回、管理職自らが講師となって実施している「生産性向上スクール」は、参加者から「仕事への理解と自信が深まった」との声が相次ぐ。

























