ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

株式会社丸芳組(郡上市・建設業)

【2026年4月 2日 更新】

  • 年休取得率70%以上
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 地域連携

従業員数/男性8名 女性1名 計9名 ※2025年12月現在

エクセレントPOINT

①中学生サッカークラブの支援を通じた地域貢献
②ワークスタイルに柔軟性を持たせ、介護離職を回避
③社員の子育てを支援し、資格取得で社員の成長を応援

地元と連携し地域の未来を支える

 約2年半前に石神大輔代表が経営を担うことになったことを契機に、「地域に育ててもらった会社として、地域の子どもを応援したい」という思いのもと、地元の中学生サッカークラブ「アソンレンセ郡上.FC」とパートナーシップ契約を結んだ。活動費の補助やイベント時の差し入れに加え、郡上おどりに合わせた清掃ボランティアにも、選手32名と共に参加し、地域を支える活動を通してつながりを深めている。
 2025年夏には「暮らしに欠かせない建設業の役割を知り、将来の選択肢の一つとして考えてほしい」との思いから、サッカークラブの中学3年生を対象とした職場体験と現場見学会を実施した。職場体験には15人、現場見学会には5人が参加し、参加者からは「建設業の印象が変わった」「楽しそう」という声が寄せられ、手応えを感じている。
 また、従業員それぞれの事情に寄り添い、柔軟に対応している。母親の介護を理由に休職を申し出た現場監督には在宅勤務を提案し、書類作成などは自宅で行い、現場へは社有車で直行直帰できるようにした。25年4月には子ども手当制度を新設。小中学生の子どもがいる従業員には、第一子5千円、第二子は1万円、第三子以上は1万5千円を毎月支給して、子育てを支援している。
 さらに、働き方改革にも力を入れている。数年前までは年間休日が100日を切っていたが、WLB推進のため、25年度の年間休日は123日に設定した。日々の打ち合わせで休暇予定を共有し、複数担当制により業務に支障をきたすことなく休める環境をつくっている。資格取得や研修会参加の費用を全額会社負担とすることで、従業員が業務の幅を広げる環境も整備している。
 地域・家庭・従業員の成長を支える小さな工夫を積み重ねることで、従業員が長く安心して働ける職場づくりにつなげている。


パートナーシップ契約を結ぶ地元のサッカークラブの中学3年生を職場体験に招き、建設業の魅力を伝えている。


建設現場では重機の操縦など資格が必要となる場面が多いため、業務に必要な研修や資格取得にかかる費用は交通費を含めて全額会社が負担して活躍を支えている。