ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

ミズタニバルブ工業株式会社(山県市・製造業)

【2026年4月 2日 更新】

  • 年休取得率70%以上
  • 多様な休暇制度
  • 所定外労働時間(月平均)10時間以下
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 地域連携

従業員数/男性47名 女性15名 計62名 ※2025年12月現在

エクセレントPOINT

①独自の勉強会で従業員の成長を支援
②RPA、生成AI等のDX推進による業務効率化
③若年女性活躍、発注を通じた障がい者の就労支援


若手が活躍・成長する会社の実現へ

 ミズタニバルブ工業では、従業員が主体的に考え、成長できる機会を数多く設けている。毎週火曜日の朝に開催する全従業員参加の勉強会では、社長が経営計画書に基づき理念を共有するほか、各自が記録している「自画自賛日記」をグループで発表し、1週間の振り返りを行なっている。また、働く上で持つべき心得を、全26項目に分けて明文化した「心得カード(写真脚注を参照)」を活用したワークを通じて、行動指針への理解を深めている。さらに、経営者が月次の収支を説明する「未来会計図勉強会」では、自身の業務が経営に与える影響を把握し、コスト意識を高める機会を創出。結果として、粗利益率の向上にも寄与している。さらに、保有者に手当を支給する『資格』は年々増えている。例えば、優良運転者免許証(ゴールド免許)保有者も対象。全社で交通安全に取り組んでいる。
 業務効率化に向けたDXの推進にも力を入れている。デジタル推進室の設置とともに、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)による定型作業の自動化を2024年4月に本格稼働。品質管理では、生成AIに過去の調査報告書を全て学習させた「報告書作成支援ツール」を整備し、過去のトラブル事例を一括管理できるようにした。その結果、過去に起きたトラブルの原因を全て学習している「熟練工」が誕生し、従来は8時間かかっていた作業が1時間に短縮した。
 近年は、女性正社員の比率が増加。社歴が浅い社員が多いため、まだ管理職・役員に女性はいないが、立候補制のプロジェクトでは、20代女性が多く活躍する。また、公平な就業機会の提供という理念のもと、障がい者就労に最低賃金以上の給料を支払う企業に部品組立の一部を委託。さらに、特別支援学校の職場体験受け入れや小中高生を対象とした工場見学、職場体験の実施など、地域社会との交流・貢献にも積極的に取り組んでいる。


「心得カード」は、2023年に全従業員で作成。日々の行動が「心得」に沿っているかをグループで話し合い、業務に生かすとともに、従業員同士の交流も促進している。


AIによる報告書作成ツールでは、必要項目を入力すると、過去事例も踏まえた報告書を瞬時に作成できる。「毎回自分で調べ、考えて報告書を作成する」必要がなくなった。