ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業の紹介
~女性が生き生きと働いている企業~

岐阜車体工業株式会社(各務原市・自動車製造業)

【2026年4月 3日 更新】

  • 年休取得率70%以上
  • 多様な休暇制度
  • 女性の育児休業取得率75%以上
  • 男性の育児休業等取得実績
  • 介護休暇・休業取得実績
  • 育児中の多様な働き方
  • 介護中の多様な働き方
  • 保育・子育て支援
  • 育児や介護による退職者ゼロ
  • インターンシップ
  • 地域連携
  • 女性管理職登用

従業員数/男性2,579名 女性229名 計2,808名 ※2025年11月現在

エクセレントPOINT

①工場での作業負担を減らす「やさしい工程づくり」に注力
②早朝や休日・祝日対応の社内託児所を設置し、両立を支援
③有給休暇100%消化、長期休暇取得促進でWLBを強化

女性が活躍できる職場づくりを本格推進

 岐阜車体工業は、将来的な人手不足を見越し、女性の活躍推進に力を入れている。2024年1月から、女性を部下に持つ上司を対象に、女性の考え方や特性を理解する「女性理解研修」や、女性従業員のキャリア開発を目的とした「女性キャリア形成研修」を実施。相互理解を促進するため、上司と女性従業員がペアで研修を受ける機会も設けている。組立部組立技術員室の宮西愛さんは「対面で行う面談とは違って、横並びに座ることで普段よりフランクに会話ができた」と振り返る。
 技能系女性の比率を増やすために、作業工程の見直しを通して負担軽減を図る「やさしい工程づくり」を推進。入社2年目で組立部第2組立課の長屋麻梨衣さんは「工場で女性?と思われがちだが、やさしい工程づくりをみんなで進めていることもあり、楽しみながら働くことができている」と充実した表情を見せる。この取り組みは、高齢者や障がいのある従業員にとっても不安の解消につながっている。
 育児中の従業員に向けては、休日出勤日や祝日稼働日に利用できる社内託児所を開設。早朝勤務にも対応できるよう午前6時から開所し、育児との両立を支援している。
 休暇取得に関しても制度整備を進めている。2010年に「有給休暇カットゼロ運動」を開始して以来、全従業員が有給休暇を100%消化し続けている。次のステップとして、24年夏には有休と合わせた4連休以上の取得を促す「いきいき休暇」を導入。その結果、行楽シーズンでの取得申請が増加し、24年度だけで253人が取得してリフレッシュにつなげている。同社では今後も従業員がそれぞれの能力を最大限に発揮できるよう、WLB推進に力を入れていく。


「やさしい工程づくり」を推進することで、女性や高齢者、障がいのある従業員も工場で活躍できるようになった。


上司と女性従業員がペアで研修を受講する機会を設け、相互理解につなげている。